自動車業界のマッチポンプ商法
「エコ替え」とか「3年分ください」とかもそうだし、国を巻き込んだ「グリー税制」とか「1000円乗り放題」などを考えていると、環境や国民の利益よりも(もちろん直接・間接、結果的に利益に繋がることもあるだろうけれど、不利益と相殺されたりもするし。捨象的な案件というか)この国の基幹産業である自動車産業への利益誘導が目的なのだろう。要するに内需拡大という中毒症状。
食べ放題バイキングランチのように、あるいは格安チケット方式のように、結局は損をしないのだから。高速なんてのを使わない人からも1000円が入ってくるのだから。
そして自動車は消費される。とにかく乗って乗って乗りまくってもらわないと、宝物のように車庫に入れているだけでは10年どころか20年なんて買換えサイクルになってしまうだろうし、タイヤやオイルなんて消耗品の消費も品質が向上した現在においては、そのサイクルが長期化しているのだし。
自動車トップの願いなんて「エコ替え、事故替え、年度替え、とにかく買え買え」なんだから、品質向上安全性の追求なんてこととは常にパラドックスの関係にあるんだけれどね。「5年ぐらいで壊れたほうが会社のためにも国のためにも良い」ということなのだろう。高速での事故は、廃車の可能性大だし、事故を起こさないために古い車は…、ま、強迫観念というか…。これが国策捜査じゃなくて、国策操作ってことなんだと…。
マッチポンプとは
マッチポンプとは「マッチで火をつけておきながら、それをポンプで消す」というように、自分でわざわざ問題を作り出しておきながら、そ知らぬ顔で、自分がそれを解決することで賞賛や利益を得るあくどい自作自演の手法を意味する和製英語である。『ウィキペディア(Wikipedia)』
asahi.com(朝日新聞社):非正規雇用対策へ新組織 政府懇、厚労省改革を提言 – 政治
政府の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」(座長・奥田碩トヨタ自動車相談役)は30日、最終報告をとりまとめ、河村官房長官に提出した。
期間従業員を自社で10000人以上も造り出し、関連企業も含めると幾何級数的にその非正規雇用を増産させ続けた張の本人が(張会長じゃないよ)今さら火消し役を演ずるとは…。マッチポンプだね、と思っているのだけれど、厚労省ってのはこのへんの感覚が、というか、意図的にポンプ役をやらせるのか、なんて考えているのだけれど。
鱧子も参加しているのかな。
#鱧子じゃなくて、なんだったかなあ…。
それにもう陳腐な議論になっているのではないかなあ…。御手洗さんはやっぱり参加資格なしなんだろうね:)
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