NHKの「7サミット 極限への挑戦」という番組を見た。そのことについて、上温湯隆さんのことを織り交ぜて書こうと思ったのだけれど、長考しそうなので諦めた。ただ、コメント欄にも書いたのだけれど、それぞれがそれぞれの7サミットへの挑戦をすれば良いのだろうと思う。
重要なことは自分が主人公になって、そして人生そのものをドラマ仕立てにすることなのだろう。自分をビデオで写すということはそういうことだ。辛いことや苦しいことも撮影者という第三者になって自己観察すると、ストリーを考えられるようになるだろうから、前向きにも後ろ向きにも自分の行動をコントロール出来るようになるのではないかと思う。自己暗示出来る。そういうことは大切なことなのだ。
人生はドラマだ、なんて言われるけれど、そのドラマの脚本は自分で作るということなのだ。たぶん。自分の行動に感動し解説すること、そしてストリーを作って未来と繋げること、そうするとけっこう楽しい人生になるのではないかと思うのだけれど…。
人生は自分を主人公としたドラマを作ることなのだ。それが「人生はドラマだ」ということなのだ。たぶんね。
コメントにも書いたけれど、じょんは明日から彼の「7サミット 極限への挑戦」を始めるに違いない。きっと明日から独り言が多くなる。無声映画ではないのだから。「ちくしょう~、もうダメだ。苦しいです、それでももう少し前進してみます。ハー、ハー」なんてね。きっと。「7サミット 女体山への挑戦」というタイトルでもいい…。
・・・・・・。
「死」
交通事故死が57年ぶりに5000人を下回ったそうだ。
交通事故死、57年ぶり5000人下回る 09年、「飲酒」減少映す
「飲酒」の罰則が厳しくなったということだけではなくて、この間、トヨタ自動車などの自動車メーカーは「安全な車」造りに膨大な予算を使い研究開発してきた。例えばエアバックやABSなんてものがそうだ。そして道路も安全のためにいろいろな研究が行われて、そして整備されてきたのだろう。光るだけではなくて、最近は色の付いた道路もある。
交通事故死を減らすためなのか、車を売るためなのか、自動車関連に莫大な予算が使われ、そして使われていることには間違いない。とにかく車が売れなければこの国の経済は破綻するという話の筋のもとに国も国民も生活しているのだから。
全ては車のために、なのだ。派遣切りなんて人切りも簡単に行われる。人権よりも車権だから仕方ない。そうしなければこの国は滅亡する。
自動車は安全な乗り物になった。もう走る凶器なんて言われない。タガーナイフは禁止されても自動車は禁止されない。たかだか5000人しか死なないのだからだろう・・・。
国や自動車メーカーの努力の甲斐あって5000人に減少した。その裏で自殺者は30000人もいる。交通事故死が減少した分、自殺者は増えた。自動車メーカーから派遣切りをされて自殺する人もいるだろう。ハロワ経由で自殺する人もいるだろう。生活保護を受給できなくて自殺した人もいるだろう。
国や自動車メーカーが殺した人たちが、その30000人の中にはかなりの数いるだろう。前年より241人(4.7%)少なくなったというけれど、派遣切りからホームレスになった人の数はその数倍の数いるだろう。派遣村も昨年よりは300人ほど増えた。何も減ってはいない。不幸な人たちは増えているのだから。
走る凶器、ではなくて、自動車メーカーそれ自体が凶器だったのだ。
その凶器を禁止したら国家が破綻するのならば、安全対策をもっと考えるべきだったし、考えるべきなのだ。国民の生活を守るエアーバックの開発こそメーカーはするべきだったと思うし、これからするべきだと思う。国民を救うABSの開発を優先すべきなのだ。排出ガス規制をするよりも、労働者切り規制を厳しくし、企業も研究開発すべきなのだ。だって、戦争で死ぬどころの話ではないぐらいの同胞の命を奪って成長したのだから。そして今も成長しているのだから。
飲酒が悪者ではなくて、正しい順番においては、車が第一の悪者なのだよ。そこをよく考えないとね。
羽根岬の夕陽
これは四国、羽根岬の夕陽

2件のコメント

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    月ノヒカリさん、おはようございます。
    少し余裕が出来たので。また少しお休みですが…。
    そうですね、「今が見せ場」と思うことが大切なんでしょうね。自分で自分を撮影しながら登山をするなんてスタイルはきっとそんなことだと思います。その登山家も元々俳優を目指していたということなので、そのへんのツボを分かっていたのかもしれないですね。
    ボクは、どうなんだろう、もう十分いろいろなことが起こりましたので、あとはめでたしめでたしで終わりたいかなあ…。

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    田原笠山さん、こんばんは。
    また急激に更新されましたね(笑)
    自分をドラマの主人公と考えて、脚本も自分でつくる、というのは納得です。
    ある人が「自分を映画の主人公だと考えてみよう」ということを言っていました。
    苦しいときは「今が見せ場」だと思え。
    主人公がピンチに陥らない映画なんて、見ていて面白くないでしょう、と。
    確かにそうなんですが、「自分の映画は見せ場が多すぎる!」と文句を言いたくなります(笑)
    田原笠山さんも、どうか味わい深いドラマを創り出してください。

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