故郷

大晦日の紅白で嵐(誰だったかは忘れたけれど、というよりも名前と顔が一致しない)のメンバーの言葉がとても印象的だった。それは「フルサトの思いから、その人の人生観が見えてくる」というものだったのだけれど、きっとそうなんだろうね。
ボクの場合は、もうずいぶんと前、いや住んでいる時でさえ、故郷を嫌いになっていて、そして捨ててしまった。故郷だけではなくて、家族なんてものまでも簡単に捨ててしまえるほどの薄情さで、「繋がり」という人にとってもっとも大切で必要としなければならないであろうことを粗末にしている、というか、人としての何かが欠如しているのではないかと思ったりしている。
どこにでも住めて、誰でも愛せるなんてことも言えるのかもしれない。普通は、こうして故郷を遠く離れて暮らしていると、家族に会いたいなんて強く思うのだろうけれど、そしてボクに対して多くの人はボクがそういう感情を持って暮らしているのだろうと同情してくれているようだけれど、望郷の念なんてものがボクには人よりは少ないようでもある。確かに何かあると親や姉なんて人たちに逢いたいなあ、なんて思うけれど…。
帰省ラッシュを見ていると、人はフルサトを起点として生きているのかなあ、なんて思う。帰る場所があるということ、家族がいるということ、それが大切なことなんだろうけれど…。
……。
新年。良い天気で良かったね。
今日は暇だった。アピタとジャスコしか営業してなかったし、まだ人が出ていないってこともあるだろうけれど。明日からが初売りってとことが多くて、きっとお年玉をもらった子どもたちや、年賀の大人たちがどっと繰り出すのだろう…と、少し期待を込めて。
しかし福袋を買い求める人たちを見ていると、不景気なんてどこ吹く風、なんて思ってしまう。
というわけで、今年もよろしくお願いします。
2013年 年賀状
入船亭小辰さんの二つ目昇進祝いの手ぬぐい(蛇ではなくて辰ってところが…)
「蛇ローテーション」ってのはこれを書くときに思いついたのだけれど(本当に)、たぶん、きっと、相当数の人が年賀状に使っただろうね。んでも、思いついたんだからしかたないじゃんね。というか、アイデアに乏しい?
さてと寝るか。

3件のコメント

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    薄情…とまでは言えないかもしれないけれど。人との関わり方ってのは人それどれだろうし。
    富士山、今年も登りたいなあ…。
    きっと独りでは生きて行けないだろうから、愚痴をいうことも必要かなあ。まあ、ここで言うのは誰にも迷惑がかからないしね。
    仕事がないってのも辛いもんね。きっと良いことがありますよ。根拠はないけれど…。

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     あけましておめでとうございます。故郷に(実家)いっぱなしの自分には、故郷の有り難味が感じにくいのかも・・・です。正月休で、いつもの車の往来がなくて、ホッとします。トヨタ系の会社の近くで、普段が、いかに車に左右されてるか分かります。
    母は入院してて、親も高齢だから、しっかかりせねば・・・と。でも、誰かと、幸せを分かち合いたいかな・・・。「独り」で生きていけるかな・・・新年早々、愚痴になって申し訳ないです。弱気です。。。
    もう、これ以上、この世に見切りをつける人が増えないように。。。私自身も、希望の光が見えませんが、何とか乗り切っていきたい。福袋は要らないから、安心して生きられる仕事を・・・。弱者の声は、偉い人には届かないのかな・・・(泣)
    田原さんの、ご活躍をお祈りします。本年も、どうぞよろしくお願いします。

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    「薄情…」なんですかね。
    私も薄情なのかなぁ…。
    「富士山」のお話も聞きたいです。
    今年も更なるご活躍を期待いたしております。

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