さくら2014

「18きっぷでどこか遠くへ行ってみたい」なんて昨夜までは思っていたんだけれど、朝めざめるともう9時なんて時間で、窓から見える青い空がボクを怠惰にさせる。洗濯をして、ご飯を食べて、包丁を研ぎ始めた。そしてもうお昼前で、今度はその時間に喪失感をおぼえる。失業していた頃のように時間がたっぷりとある生活をしたいと思う。
春だね。
桜はまだつぼみ、それもまだ固そうだ。たぶんこの陽気でいっきにやわらかくなるんだろうと思う。そうしてあと一週間もすれば咲くのだろうね。何の計画もないのだけれど、花が咲くのは楽しみだ。同じような毎日を過ごしているぶん、季節の変化が新鮮に思えるのかもしれないね。
いつからなんだろう、こうして日がな一日家に籠っていても退屈だなんて思わなくなったのは…。休日だけではなくて、人生において何のイベントもなく、そのことが退屈だなんて思わなくなったのは…。
歳をとるということはそういうことなんだろうか?
「明日しらぬ身の楽しみや花に酒」井月
さてと酒でも飲んで寝るか。
さくら2014 向山公園
花見の準備は真っ盛り(向山公園にて)

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