そして足摺へ(24日目の1) 2008年11月11日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 津呂の善根宿は道路沿いにあって、それもカーブの終わり(始まり)にあるので、車の音がすぐそばに聞こえて、ヘッドライトの灯りが部屋の中をなめるように照らしていた。それでも交通量が少ないのでうるさいとは感[…] 続きを読む
善根宿(23日目の3) 2008年11月10日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ (津呂善根宿に貼られた納札) 17時過ぎに善根宿の主人Kさんがやって来た。なにやら風呂のところで、先ほどの男性と話していた。風呂が炊けてないということらしかった。入浴後に食事という段取りだったのだろ[…] 続きを読む
津呂善根宿で考えたこと(23日目の2) 2008年11月10日 四国遍路 迷故三界城 ◁前へ 目次 次へ▷ 以布利の海岸を出発したのは13時ちょうどだった。「13時になったら出発しよう」と言い聞かせてから座っていたから。ズルズルと時間を浪費するのが怖かったのだけれど、逆に、タイトに時間を管理してしまう傾向[…] 続きを読む
善根宿の夜(13日目の4) 2008年10月31日 四国遍路 迷故三界城 善根宿の夜、狭い空間で見ず知らずの人と眠る、それが難しい人もいるだろう。ボクも苦手だ。しかし、歩き疲れて辿り着く善根宿の夜や、遍路小屋の夜は、早々と眠ってしまう。だから、相部屋の人との会話も避けらた。ただ、相手が話しかけ[…] 続きを読む
善根宿(6日目の2) 2008年10月24日 四国遍路 迷故三界城 善根宿、「ぜんこんやど」「ぜごんやど」と言われる遍路用の宿だ。無料、あるいは300円や500円という無料同然の宿。 善根 - 新纂浄土宗大辞典 諸々の善の根となるもの。それが本となり種々の善を生じるもの。特に無貪・無瞋・[…] 続きを読む