ホームレスの問題なのだ 2006年6月14日 期間従業員について 朝起きて、5時半のバスに乗らずに寮にいました。無断欠勤です。次の日も気まずいので、ずるずると休んでしまいました。そうすると、あの暑くてうるさい工場の辛い仕事をするのが、もう嫌で嫌で。気がつくと名古屋駅にいました。 そんな[…] 続きを読む
勤労感謝の日に出稼ぎ手帳をながめながら 2017年11月23日 タクシー物語 出稼ぎ手帳「留意点」の一番最初には「なぜ出稼ぎをするのか、家族とよく話し合ってみんなが納得したうえで出稼ぎをするようにしましょう」との記載がある。 出稼ぎや出稼ぎ手帳を知らない人も多いのだろうけれど、出稼ぎというある意味[…] 続きを読む
アイシテルかい? 2016年9月19日 タクシー物語 やがて降り始める雨がボクたちの痛みも悔もすっかりと流してしまえばいいんだが・・・・・・ 秋雨の頃。 ボクたちは遠くアフリカの人たちの辛苦には涙を流す。駅前のやせ細ったホームレスにはなんの興味ももたないのに。 ボクたちは東[…] 続きを読む
広島原爆の日とリオオリンピック開会式 2016年8月6日 タクシー物語 オリンピック開会式を見ている。 この華やかさの裏に世界では、飢餓や貧困に喘ぐ人がいて、戦渦に苦しむ人がいる。開会式に参加している国家においてもだ。この日本でも貧困や格差、いわれなき差別に苦しんでいる人がいる。 相変わらず[…] 続きを読む
芝浜と清原世代 2016年2月5日 タクシー物語 芝浜を聴く。 どうして勝五郎は酒に溺れてしまったのだろうかと考えていたのだけれど、「気持ち良いから」という単純な理由づけで良いのではないだろうか。年齢は30デコボコ、魚屋という職業柄飲む機会も多くなる。腕の良い職人でそれ[…] 続きを読む
大安吉日、六曜カレンダーについて考えたこと 2016年1月15日 タクシー物語 本日1月15日は大安吉日、六白丙申、まことに目出度き日でございます。 なんてきっと、今日の結婚式でスピーチする人も多いのだろうと思う大安吉日の朝、掃除洗濯が終わってやっと机に向かってお茶を一服なんて中年独身は、大安も仏滅[…] 続きを読む
仮面の告白 2016年1月10日 タクシー物語 ボクも仮面就職だったのかもしれない。 仕事を失うということだけではなくて、なにか人生そのものを失う感覚に陥るのが失業なのだろう。失業までは良いとしても、再就職の難しさに人生を悲観するようになる。面接に落ちる、そのことがボ[…] 続きを読む
東京モーターショーで考えたこと 2015年11月5日 タクシー物語 確かに車は変化しているようだけれど、購入できない人たちも劇的に増加していて、産業と経済、というかマーケティングのミスマッチが続いて結局この国の製造業は途方に暮れるのだろうと思ったりしている。 動力源のハイブリッド化からE[…] 続きを読む