道の駅ながおで野宿(42日目の3)
14時55分に長尾寺を出発し、県道3号線鴨部川沿いの坂道を歩いていた。ここから大窪寺へのいくつかルートがあるが、大きく別けて2つ、女体山越えと国道377号線で登るルートだ。この女体山越えが、それまでのどのへんろ転がしにも負けず劣らず、難所だった。
おへんろ交流サロン着
ボクは前山おへんろ交流サロンか道の駅ながおに野宿をして、次の日に結願寺である大窪寺を打つ予定にしていた。16時20分、その交流サロンに着いた。閉館していた。誰もいなかった。16時までという貼紙がしていた。20数分…。17時ではなくて、16時だと分かっていたら間に合っていただろうと思った。それでも6キロ弱を1時間で歩くことは、かなり疲れるとしても。
交流サロンに隣接してある東屋の中にはすでにテントが2張あった。中で休んでいるようだった。同じように明日朝出発するのだろうと思った。ボクはその先の川原に下りた。そしてテントを張れる場所を探した。その辺りに張れば良いと思ったのだけれど、今にも雨が降り出しそうな空模様に変わっていた。朝から変な天気だった。
おへんろ交流サロン | さぬき市観光ガイド|一般社団法人 さぬき市観光協会
道の駅ながお
ボクは道の駅ながおに行った。17時には閉店になると思ったので、その後にどこか軒下を借りて横になろうと考えていた。表側だと目立つので、裏に回った。そして店舗裏の軒下に腰を下ろした。もうそこに素泊りしようと思った。山の中で冷え込むと思ったけれど、そして雨も降るだろうけれど、それでもよかった。最後の夜だった。
暗くなってから、ボクはマットを出して敷いた。それから寝袋を出した。レースのカーテンのように街灯が霧雨を浮かび上がらせていた。それから少し雨足が強くなった。
食事をした。ソーセージとカロリーメイト、志度寺で頂いた柿を2個食べた。気温がスッと落ちるのが分かった。使い捨てカイロを足元に入れた。そして腰に一枚貼った。目を閉じたら眠っていた。
2時間ほどして目がさめた時にトイレに行き歯を磨き顔を洗った。前日ホテルに泊まったので、まだ綺麗だった。なによりも全てのものが湿気てなかった。それからねぐらに戻って寝袋に収まった。
最後の夜
少しして声がした。「あ、ここにテントを張りますから」と聞こえた。建物の横にテントを張っている気配がした。遅い時間に着く人もいるものだと思った。女体山越え、そして結願へのベースキャンプとなっていて、4組の遍路が明日を待っていた。雨は降ったり止んだりを繰り返してた。それでも、止む気配がしていた。テントからはラジオ番組が聞こえていた。ボクは眠った。
この日の行程と費用
- 行程:ビジネスホテルかすが(閉鎖)~道の駅ながお(さぬき市前山)
- 札所:84番 屋島寺、85番 八栗寺、86番 志度寺、87番 長尾寺
- 宿泊:売店軒下
- 費用:1,550円(納経代、お賽銭別)
- そば処六六庵
かけうどん 350円
おでん(厚揚げ、こんにゃく) 220円
(小計 570円) - 麺喰志度店
親子丼セット 500円 - 自動販売機
缶コーヒー×3 360円
ミルクティー 120円
- そば処六六庵
*屋島寺周辺、八栗寺周辺の遍路道は地図にないため3分割しました。各最終地点から札所を結んだ線上に遍路道が存在します。

