安倍首相が靖国を参拝する理由はいったいなんなんだろうか

鬼怒川決壊のニュースを見ていると、私たちの国がいかに脆いかを痛感する。自然の猛威を前に、「絶対的な安全」など存在しないのだ。画面越しに、自衛隊や消防、警察が命懸けで救助にあたる姿が映る。その献身的な姿に、私は単なる「仕事」を超えた「愛」を感じずにはいられない。

靖国神社で遺書を読んだ時も同じことを感じた。人は、親や家族、恋人への愛がなければ、命を懸けて戦うことなどできない。人を殺めることや自らの命を捧げることを肯定できる根拠は、愛する者を守りたいという純粋な衝動にしかない。

そう考えると、法律を変えただけで戦争ができるはずがない。まず必要なのは、国民が家族や大切な人と深く繋がれる国家を築くことだ。愛の繋がりこそが、戦争の抑止力にもなり得るのだ。

しかし、現実の日本はどうだろうか。一方では愛国を説きながら、一方では派遣法改正を推し進め、格差と貧困を拡大させている。非正規雇用が増え、家族や社会との縁が断たれた「超個人主義国家」に、命を懸けて守るべき対象など残るだろうか。

故郷や家族を捨て、不安定な職を転々とする生き方を強要する国が、愛国を語る資格はない。非正規雇用の増加こそがこの国を滅ぼす元凶である。真に国を思うのであれば、まず「派遣反対」を唱え、「正社員化」という名の国防に取り組むべきなのだ。

靖国神社

2件のコメント

  • テルさん、どうも。
    派遣とか期間工なんてのも搾取されているのですが、それを何も思わない組合もどうにかしている、というのがボクの考え方です。
    まあ、無用の長物、そんな感じもして、今度の安保法制にも賛成だから声をあげないのだろうと。派遣法と安保法制ってのはセットなわけだし、相変わらず若者を使い捨てようとしている国家なわけなんだけれど。

  • 田原笠山さん、こんばんは。今週は2直で多残業という事もありいつもより疲労した週でした。来週は休日出勤もありますので忙しくなってきそうです。
    私も、色々あり地元はもう捨てた様な物なので派遣や期間工をやられている方と同じではありますが今回の派遣法改正でますます国は国民からまた搾取を始めたなと感じてしまいます。
    上手く文章は書けないのですが、愛国なんて言っている人ほど国を愛している気がしないと感じます。
    これから寒くなりますのでお気をつけて下さいませ。

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