萩原神社 – 丹野城主 萩原芳信を祀る社
2025年11月10日
萩原神社は、豊川市御津町赤根の山裾に静かに鎮座しており、丹野城主 萩原左衛門尉芳信を主祭神として祀っています。
芳信は文明年間(1469年〜1487年)に御堂山に丹野城を築きましたが、落城の際に備後林で自刃しました。芳信には2男1女がいましたが、息女は姫塚(大塚町広畑)で自刃しています。
一方、二人の男子は落ち延びました。
- 長男 四郎:赤根村の今泉家に匿われて養子となり、そして、四郎左衛門と名を改めて家督を継ぎました。
- 次男 里丸:一説には荻村の龍源寺へ預けられ、のちに萩寺を創建したとされます。また、芳信の家臣を頼って御津町金野で農業に従事したという説もあります。
この神社は、今泉家を継いだ四郎の子、すなわち芳信の孫にあたる助右衛門が、大永2年(1522年)に芳信を祀るために創建したと伝えられています。
境内と文化財
- 瘡守神社:萩原芳信の笠を御霊依(みたまより)として祀ったのが始まりとされ、もとは笠守神社で転化して瘡守になったと言われています。
- 相殿・境内社:主祭神の他に、相殿に素盞嗚命を祀っています。また、境内には稲荷社、秋葉神社、若宮神社、浅間神社、招魂社があります。このうち稲荷社は、もとは今泉家の代官屋敷にあった荏柄(えがら)天神社を移築したものと伝えられています。
- 文化財:萩原神社祭礼で奉納される獅子舞神楽は、豊川市指定無形民俗文化財となっています。
- 御津磯夫歌碑:「杳かにて現も畏れき我が祖霊鎮護し座す萩原の宮」
厳しい戦国時代の悲運と、そして武将を匿い祀り続けた人々の情を感じられる場所です。
御津町地域紹介 | 御津町商工会
続海浜独唱 4 (361~396) (三河アララギ叢書 ; 第74篇) – 国立国会図書館
- 御祭神 萩原芳信 素盞嗚命
- 例祭日 4月最終土・日曜日
- 創建年 大永2年(1522年)
萩原神社の画像





