松沢寺:ヤマザクラの名所、御津町金野の古刹

歴史を語る金野の浄土宗寺院

「松沢寺(しょうたくじ)」は、御津町金野の集落南側の山麓に静かに佇む浄土宗の寺院です。天文12年(1543年)に大恩寺の末寺として創建されました。かつては山号を「金谷山」と称していましたが、お堂の改築を機に、美しい景観を象徴する「眺楓山(ちょうふうざん)」へと改めたと伝えられています。

「眺楓山」の名にふさわしい秋の景観

山号が示す通り、境内には楓の大木があり、秋には色鮮やかに染まった姿を麓の集落からも眺めることができます。また、小高い場所に位置しているため、境内からは金野の穏やかな家並みや田畑を一望できる、地域のビュースポットとなっています。

しなやかに枝を広げるヤマザクラ

寺院西側の斜面には、一本の見事なヤマザクラが枝を広げています。斜面に沿って一度地面へと降り、そこから再び空へと伸び上がる枝ぶりは、まるで軟体動物のような生命力と柔らかさを感じさせます。その規模は、東に10.5m、西に7.5m、根回りも6.8m余りに及び、毎年3月末には県道豊川蒲郡線を行き交う人々の目を楽しませています

※なお、見学用の施設や駐車スペースは整備されておりませんので、訪れる際はご注意ください。

松沢寺のヤマザクラ 動画

松沢寺の地図・行き方

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豊川の旅

参考文献
豊川市教育委員会編.令和2年.『新版 豊川市の歴史散歩』.豊川市.
御津町史 本文編 – 国立国会図書館デジタルコレクション

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