国坂峠:万葉の道から宿場町への喧騒、そして静寂へ 2026年2月24日 豊橋の旅 国坂峠は、蒲郡市と豊川市の境界に位置する国坂街道の要所です。古くは、幡豆から形原、赤孫、五井、三谷を経て御津へと結ぶ道が「上古東海道」であったと考えられています。 「三河の二見の道」と上古の街道 五井[…] 続きを読む
五井の大シイ:水不足の苦難と共生が生んだ巨樹の群生 2026年2月24日 蒲郡の旅 蒲郡市五井町の八幡社北側から大池西側にかけて、シイ(椎)の巨木が立ち並ぶ群生地があります。巨木が人里離れた深山ではなく、市道沿いに悠然と枝を広げています。その姿は、古き良き街並みに深い奥行きと歴史の重[…] 続きを読む
五井のため池:幕府ゆかりの「大池」と失われた池の記憶 2026年2月24日 蒲郡の旅 徳川幕府が築いた「三河三池」のひとつ 五井町にはかつて「小池、大池、中島池、新池、御宮池、鎮守池」という6つの中核となるため池が記録されています。その中でも「大池」は、徳川幕府によって造成された「三河[…] 続きを読む
五井農場由来碑:蒲郡みかん繁栄の礎を築いた学び舎の跡 2026年2月23日 蒲郡の旅 蒲郡市五井町の長泉寺と八幡社の間を通る市道を北へ進むと、傍らに「五井農場由来碑」が見えてきます。ここはかつて、蒲郡高校農業科(旧・蒲郡農業学校)の実習農場があった場所です。 五井農場由来碑 蒲郡農業学[…] 続きを読む
五井の地蔵堂・東を向くお地蔵様と西方浄土の教え 2026年2月23日 蒲郡の旅 地史『五井の歩き方』には、「五井の地蔵堂は全て東向きである」という興味深い記述があります。実際に現地を訪れて調査してみると、紹介されている町内4か所の地蔵堂だけでなく、東郷地区にあるお堂も、確かにほぼ[…] 続きを読む
チンチン石 2026年2月18日 蒲郡の旅 八幡社の境内に鎮座する金山神社には、「チンチン石」と呼ばれる巨大な石がご神体として祀られています。叩くと「チンチン」と澄んだ金属音が響くことから、別名「金鳴石(かななりいし)」とも呼ばれます。現在は稲[…] 続きを読む
跳ね坂・六地蔵 2026年2月16日 蒲郡の旅 蒲郡市五井町古道(ふるみち)には、「跳ね坂」と呼ばれる坂道が残っています。この道はかつて国坂峠へと続く主要な古道でした。清田町方面から西田川を渡って五井へと入る場所に位置します。そして川には当時「詰所[…] 続きを読む
社口神社・土地と農業を守る尺地の信仰 2026年2月16日 蒲郡の旅 社口神社は、蒲郡市五井町西郷に鎮座します。祭神に食物と産業の守護神である「豊受大神(とようけのおおかみ)」をお祀りしています。 「社口」は、本来「尺地(しゃくち)神社」の転訛と言われ、耕地整理や境界の[…] 続きを読む