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俊成遺跡の「みやこ川」と、慈愛が守った「貧乏山」の語り草
塩津小学校の東側を静かに流れる都川。そのせせらぎに架かる都橋に立つと、かつての風雅な情景が胸に去来します。この…
熊野の大社大宮:移ろいゆく街角と「大宮」の記憶
「蒲郡警察署の前を通り、真っすぐ西へ行くと、右手に大宮神社がある」――『蒲郡風土記』に記されたこの道標は、今の…
吉良街道の追分:時を越えて交差する道
伊藤天章氏が『蒲郡風土記』を著してから六十余年。記述の端々に残る街道の断片を辿ると、かつての人々が行き交った道…
渥美線機銃掃射事件と「大東亜戦争動員学徒殉職之碑」
田原市豊島町、豊橋鉄道渥美線の神戸駅から豊橋側へわずか260メートルほど進んだ線路脇に、一基の石碑が静かに佇ん…
蒼海に響く鎮魂の潮騒:伊良湖岬に佇む「全国海洋戦没者慰霊碑」
太平洋を一望する伊良湖岬の先端、波の音が間近に迫る遊歩道沿いに、一基の慰霊碑が静かに佇んでいます。碑面に深く刻…
豊橋航空隊の記憶を宿す「誉」、銀河のエンジンが語る終戦の悲劇
愛知県田原市野田町の田原市ふるさと教育センター(旧野田小学校)。その一角に、かつての激戦の記憶を今に伝える、あ…
小久保幸一郎君之像:郷土の誇りと悲劇を今に伝える少年像
愛知県田原市(旧渥美町)の伊良湖神社参道に、1体の兵士像がひっそりと、しかし毅然と佇んでいます。その名は「故歩…
伊良湖岬村移転碑と移転百周年記念碑:故郷を捧げた人々の記憶
愛知県田原市の美しい海岸線を望む伊良湖神社。その参道の傍らに、かつてこの地で起きた激動の歴史を静かに伝える2基…
福江観測所:半島の弾道を見守った古田町の山中に眠る赤煉瓦
渥美半島の豊かな自然に抱かれた、田原市古田町岡ノ越。標高40メートルほどの緑に覆われた小高い山中に、かつてこの…
右善坊大権現:飛鳥の行幸から戦国の砦へ
田原市小塩津町に位置し、初夏にはアジサイが咲き誇る右善坊山(うぜんぼうやま)。その緑深い中腹には、地域の信仰を…
右善坊観測所と小塩津陣地:静かな山に刻まれた防衛の火線
渥美半島は、最高峰大山(328m)から半島先端にむかって、北山、右善坊山、白山、骨山、古山と並んでいます。その…
一色機関銃陣地:波打ち際に佇む「怒部隊」の本土決戦陣地の跡
激しい波が打ち寄せる田原市和地町の一色前畑海岸。その美しい砂浜の片隅に、潮風と波に洗われながら、ひっそりと佇む…
伊良湖防備衛所:管制機雷を統括した監視所
美しい海岸線が続き、観光地として多くの人々が訪れる渥美半島の先端。その片隅に、かつて太平洋から押し寄せる脅威に…
柳田國男逗留の地:感性が目覚めた伊良湖の夏と『遊海島記』
渥美半島の最先端、かつて孤高の美しさを誇った海辺の村に、一人の若き文人が滞在していました。のちに「日本民俗学の…
田山花袋が歩き、惜しんだ「伊良湖岬」の原風景
今でこそ観光地として名高い渥美半島の先端ですが、明治の文豪たちを惹きつけたのは、水墨画の世界のように静寂で、最…