豊岡 観音堂(保内霊場30番)

喧騒を離れた祈りの空間「川筋の観音堂」

蒲郡市豊岡町の国道247号中央バイパス高架沿い、川筋と呼ばれる丘陵地にその霊場はあります。丘の上には二つのお堂が並び、文明の喧騒を遮るような静謐な空気が漂っています。一つのお堂には霊場本尊である三十三身観世音菩薩と弘法大師像が安置されています。もう一方の「西国三十三観音堂」には三十三体の観音像が整然と並びます。

備前国から伝わった信仰の歴史

このお堂の始まりは、備前国児島郡木見村(現在の岡山県倉敷市木見)の文殊院、龍会法印(りゅうかいほういん)が諸国修行の折にこの地を訪れたことに遡ります。法印を深く信仰した地元の旧家・大場家の先祖が、その一寄進によって堂宇を建立し、三十三身観世音菩薩を祀ったのが起源とされています。

(元蒲郡市議会議員の大場康夫氏の念持堂だと村瀬 亘宏氏の『保内西国三十三ヶ所観音霊場巡り』には記されています。)

境内に息づく修験と祈りの跡

入口には、平成17年に建立された「保内西国三十三所 三十番 三十三観音」の標柱が立ちます。そのことから、今も大切に守られていることが伺えます。また、石室には今なお修行を続けているかのような役行者(えんのぎょうじゃ)の像が。さらに、大木の下に佇む古い板碑には「保内西国」の文字とともに観音像が刻まれています。

豊岡観音堂の画像

参考文献

  • 村瀬 亘宏.『保内西国三十三ヶ所 観音霊場巡り』.不明.

豊岡観音堂の地図・行き方


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