素盞嗚神社(大塚) – 産子山にあった岩瀬氏の氏神
2025年10月31日
素盞嗚神社(大塚)は、蒲郡市大塚町広畑の平坂街道沿いに鎮座しています。
自然環境と景観
神社の西側を流れるのは丹下川で、御堂山を源流とし、丸山海岸で海に注ぎます。そして、境内の森は「蒲郡の名木50選」に選定されており、巨木や古木が立ち並ぶ、豊かな社叢が特徴的な美しい社地です。
古社の歴史
素盞嗚神社は古くはJR大塚駅の南にある小高い山、産子山に鎮座していたと伝わる古社です。
創建と記録
- 社伝によれば、弘和2年(=永徳2年/1382年)に創建されたと伝えられています。
- 社宝として永仁2年(1294年)の銘がある古鏡が残されています。
- 天文10年(1541年)と寛永13年(1636年)の再建を記した棟札が残っています。
社名の変遷
古い棟札には、現在の祭神である素盞嗚尊の別名である「牛頭天王」の名が残されており、明治の神社改革制度により現在の素盞嗚神社に改称されました。
地元の領主・岩瀬氏の崇敬
岩瀬氏が永享12年(1440年)に大塚に移り住み、その頃より氏神として崇敬したと伝わります。
その後、御堂山の丹野城が天文2年(1470年)に落城し岩瀬氏の治めることになります。その後天文12年(1543年)に、中島城に移ったと言われています。
岩瀬氏の系図には、当社のことを「氏神天王社」と記しています。また、永禄2年(1559年)の創立や天文16年(1547年)の再建について触れられています。この記述から、代々の領主であった岩瀬氏の崇敬が篤かったことがわかります。
(なお、社伝によると、「天文10年(1541年)中島城主・岩瀬治部左衛門が再建した」とあります)
境内社と記念碑
かつて大塚七社と呼ばれた以下の三社は、現在は素盞嗚神社に祀られています。
- 遠見堂八幡(大塚町字八幡)
- 八所社(通称:八王子/大塚村後広畑)
- 稲荷神社(通称:稲荷五社大明神/大塚後広畑)
そして、境内には、戦没者慰霊碑と、それに並んで明治天皇の御製碑(「世とともに かたりつたへよ 国のため 命をすてし 人のいさをを」)が建てられています。
その他、この地域の開発に功績のあった稲石佐平翁の頌徳碑が建っています。
神社を中心としたる宝飯郡史 – 国立国会図書館
愛知県神社名鑑 – 国立国会図書館
- 御祭神 素盞嗚命 五社稲荷明神
- 例祭日 4月第2日曜日
- 創建年 弘和2年(=永徳2年/1382年)
素盞嗚神社(大塚)の画像









素盞嗚神社(大塚)の地図・行き方
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