天白神社 – 祇園信仰と地名に由来する古社
2025年10月26日
蒲郡市三谷町東に鎮座する天白神社は、三谷町須田の神明神社とほぼ同時期、白鳳年間(672年~686年)の創建と伝えられる古社です。JR三谷駅を挟んで東西に位置し、線路沿いの道に面して並び立つ二社は、似た雰囲気を持つ神社です。
由緒と旧称「天白天王宮」
旧地名
天白神社が鎮座する地域は、旧地名では「尻平田」、また「上区(あげく)」と呼ばれる地域です。
祇園信仰との関係
明治の神仏分離令までは天白天王宮と称していました。これは「京都の八坂神社から勧請した」という由緒が示す通り、牛頭天王を祭神とする天王宮であったことを示唆しています。
祭りの特色
地元の上区が担当する三谷祭では、「剣の山車」や「練り」と言われる奉納芸能の「素盞嗚の舞」が行われ、旧祭神である牛頭天王と習合した素盞嗚命(スサノオノミコト)の神格を強く反映しています。
地名「天伯」と神社の意味
境内の由緒碑には、「天白とは神のいますところ、聖なる地の意である」と記されています。この神社の周囲には「天伯」という地名が残されています。このことから、神社名と地名が深く関連し、この地が古くから神聖な場所として認識されてきたことが推測できます。
地域の拠点
神社の西側には天伯公園が広がり、境内には上区会館が隣接しています。天白神社は、地域の歴史と信仰の場所です。それとともに、コミュニティの拠点としての役割も担っています。
- 御祭神 素戔嗚尊
- 例祭日 4月第2日曜日
- 創建年 白鳳年間(672年~686年)
天白神社の画像






