白山大権現の石碑 – 三谷北通りに残る元遥拝所の証

白山大権現の石碑は、蒲郡市三谷北通の権現公会堂前に建てられています。そして現在の白山神社(豊岡)の創建に関わる重要な歴史を今に伝えています。

白山大権現の石碑の由来と歴史

白山神社は、藤原俊成が三河国司を務めた久安元年(1145年)頃の創建と伝えられます。地域の鬼門除けの守護神として加賀から白山比咩命を勧請したのが始まりと言われます。そして、当初は烏帽子峠(現在の白山神社奥之院)に祀られていました。

その後、現在の三河三谷駅北付近にあたる梶野森の地に、遥拝所として小社が設けられました。この梶野森に遥拝所があった時代を経て、万治2年(1659年)に社殿が現在の豊岡町白山の社地へと遷座しました。

この遷座の際に、遥拝所跡地(梶野森)に建てられたのが、この石碑であると伝えられています。

地名に残る痕跡

この石碑は、後年、周辺の区画整備が行われた際に現在の権現公会堂前に移設されました。

石碑が元々あった梶野森周辺は、線路を挟んで北側に「権現」という地名を残します。また、この地名や、公会堂・バス停の名称に「権現公会堂」があります。これは、石碑が示す白山大権現の信仰に由来するものです。

石碑は、私たちに地域の地名の由来を伝え、白山神社創建の歴史を思い起こさせる大切な場所となっています。

愛知県神社名鑑 – 国立国会図書館
蒲郡史談 – 国立国会図書館

白山大権現の石碑の画像

地図・行き方

蒲郡市コミュニティバス権現公会堂すぐですが、JR三河三谷からの近い場所です。

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