神倉神社 – 鵜殿氏が勧請した熊野の神
2025年10月20日
神倉神社は、蒲郡市宝町の住宅街の中に静かに鎮座しています。その創建は、鵜殿氏と、紀州熊野との深いつながりを示しています。
創建の由緒:鵜殿氏と熊野神倉
神倉神社は、和歌山県新宮市の熊野速玉大社の摂社である神倉神社から御神体を勧請したのが始まりと伝えられています。
具体的な経緯については複数の記述があります。ただ「鵜殿氏が熊野の神倉山より勧請した」という点は共通しています。
- 『神社を中心としたる宝飯郡誌』の記述: 下ノ郷城主の鵜殿長信が、「熊野三社の内、第二の新宮なる神の蔵権現」を守護神として下ノ郷に勧請したのが始まりとされています。
- 『蒲郡町誌』の記述: もとは神倉山より勧請され、上ノ郷の字(あざ)森前に祀られていました。上ノ郷鵜殿氏が滅亡した後に現在の地に遷座したと記されています。
祭神の変遷と御祭神
神倉神社は、創建後に祭祀名が変更されています。
- 客人大権現への改称: その後、明和9年(1772年)に客人(まろうど)大権現と改称されました。「客人」は、山王上七社(日吉大社の上位7社の社殿)の一つに数えられる格式の高い社殿に由来します。
- 現在の御祭神: 現在の御祭神は高倉下命(たかくらじのみこと)です。この神は、饒速日命(にぎはやひのみこと)と天道日女命(あまのみちひめのみこと)が高天原(たかまがはら)で生んだ神と、境内「神倉神社由緒」には記されています。
特徴と信仰
神倉神社は、鮮やかな朱色の柱と白壁のコントラストが美しい社殿が特徴です。
- 蒲郡の名木: 境内には「蒲郡の名木50選」に選ばれたクロガネモチが大きくそびえ立ち、鮮やかな社殿の美しさを引き立てています。また、隣接する神倉公園には桜の古木があり花見で賑わいます。
- 境内社: 津島神社と秋葉神社が境内社として鎮座しています。
- 耳と歯の神様: 神倉神社は古くから耳と歯痛に神徳があるとされ、信仰されています。参拝者は楊枝や歯磨きを供えて祈願する風習があります。
ちなみに、神社の北側の道を西へ200メートルほど進んだ場所には八柱神社(旭町)があり、こちらも歯痛と皮膚病にご利益がある神として知られています。
- 御祭神 高倉下命(境内由緒による)伊弉冉命
- 例祭日 10月第2日曜日
神倉神社の画像






神倉神社の地図・行き方
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