尺地社 – 源範頼の創建
2025年10月14日
尺地社は、蒲郡市竹谷町錦田の尺地川沿いに静かに鎮座しています。県道383号線(通称:市役所通)沿いにあり、イオン蒲郡店やトヨタカローラなどの大型店舗が並ぶ賑やかなエリアに位置しています。
由緒と遷座の歴史
尺地社は元暦元年(1184年)頃、源頼朝の弟である源範頼が三河守の時に、蒲形の八柱神社と尺地社を創建したと伝えられます。
社伝(境内の「由来」)によると、もともと柏原町尺地田に鎮座していました。ところが、文保2年(1318年)の夏の大雨の山崩れで社殿が流されました。尺地川を流れ、着いたのが現在地です。そこで新たな場所として移遷したと記されています。
その後、天正年間(1573年〜1592年)には、松平親家が竹谷城を築城するにあたり、尺地社を城の辰巳(南東)方向の守護神として、また五穀豊穣の神として篤く祀ったと伝えられています。
ただ『愛知県神社名鑑』では、「永禄年間(1558年〜1569年)今の地に遷座」との記述があります。
祭神とご利益
御祭神は、太田命(おおたのみこと)です。
太田命は「みちひらき」の神である猿田彦大神の子孫とされており、その神徳(ご利益)は、道ひらき、方位除け、交通安全、そして五穀豊穣です。
柏原とのつながり
尺地川を上流へたどると、柏原城の近くに「尺地田」という地名が今も残っています。また、柏原の素盞嗚神社の末社(境内社)に「尺地社」の名が見えることから、当社の元の鎮座地(柏原町尺地田)との歴史的なつながりがあった可能性が考えられます。
賑やかで新しい建物の多い場所ですが、尺地川をたどり、歴史の流れる場所でもあります。
- 御祭神 太田命
- 例祭日 7月20日前後の日曜日
尺地社の画像






尺地社の地図・行き方
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