レストラン山海 – 形原町
2025年10月6日
レストラン山海は、形原町の県道321号線沿い、三浦万太郎(みうらまんたろう)の像の近くにあります。1977年創業という歴史を持つこの店は、地域の人々にとって懐かしさと特別な思い出が詰まった老舗のファミリーレストランです。
定食屋と温もりの喪失
かつて、幹線道路沿いや繁華街には、こうした地域密着型の「街のファミレス」が多く見られました。駅前には定食屋や一膳飯屋がありました。そして、人々は日常の食事をそうした街場の食堂に頼っていました。
しかし、いつの間にかそれらはなくなりました。効率化と大量生産を旨とするチェーン展開の工業製品的レストランが増えていきました。さらに、うどんやラーメンといった庶民の味が高級志向へと変化する一方で、「街中華」が登場し、中華料理がより庶民の食卓に近づいたという経緯もあります。
もはや、心温まる『一杯のかけそば』のような物語が成立しにくい時代になったのかもしれません。
レストラン山海と形原の街並み
そんな時代の中で、レストラン山海は、今なお古き良き時代の「街ファミレス」の雰囲気を残しています。こうした場所が残っていることが、蒲郡の良さの一つではないでしょうか。ただ、後継者問題や「街」での収益の難しさからか、閉店する店舗も少なくありません。(残念ながら、レストラン山海大塚店も閉店してしまいました。)
山海だけでなく、形原の街には古き良き時代の風景が色濃く残っています。例えば、銭湯やノコギリ屋根の町工場といったものです。
しかし、それは通りすがりの旅人である私にとっての「古き良き」であって、この町で暮らす人々にとってはどうなのだろうか?ふと立ち止まって考えさせられた、レストラン山海とその界隈でした。
レストラン山海と界隈
レストランさんかい大塚店
在し日のさんかい大塚店です。





