法辨社(ほうべん社)- 伊勢浜と遥拝場

伊勢神宮を仰ぐ聖地「伊勢浜の遥拝場」

法辨社は、西浦半島先端の橋田鼻遊歩道沿い、波打ち際を見下ろす浜の上に鎮座しています。寛永3年(1626年)、形原城主・松平家忠公がこの地を「伊勢浜」と呼び、伊勢神宮の遥拝場として石室を建設したのが始まりです。現在も境内からは、三河湾の向こうに伊勢の方角を真っ直ぐに望むことができます。

信仰の再興と祀られる天狗像

一度は衰退した社殿ですが、昭和4年(1929年)に壁谷京氏らによって現在の姿に再建されました。社殿内には三笠山の刀利天坊(とうりてんぼう)天狗と思われる像が祀られており、御嶽信仰の流れを汲む神聖な存在として大切に護られています。

海の安全と往時の情景

かつての橋田鼻は名古屋城築城などのための採石場(石丁場)でもあり、法辨社は巨石を積んで出航する船の航海安全を祈る場でもありました。水平線の先に伊勢の灯火を望み、古歌に詠まれた小舟が行き交う。そんな往時の情景を今に伝える、歴史情緒あふれる社です。

御嶽神社各社

  • 御祭神 天照大神 海龍神
  • 相殿 三笠山大神三命観世音
  • 例祭日 旧8月14日

法辨社(ほうべん社)の画像

地図・行き方

法辨社(ほうべん社)へは、ホテルたつき横の橋田鼻遊歩道入口からになります。その入口北側に無料の駐車場があります。

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