おたちくさん:西廓地区に受け継がれる厄除けの祠 2026年3月17日 蒲郡の旅 蒲郡市中央本町にある「西廓」という地名は、かつてこの地が城郭や集落の西端を区切る「廓(曲輪)」であった名残です。廓は単なる平坦地ではなく、外敵の侵入を阻む物理的な防衛の最前線としての役割を担っていまし[…] 続きを読む
王子冷越の庚申堂 2026年3月6日 蒲郡の旅 冷越峠に佇む庚申堂 蒲郡市竹谷町王子、国道247号(中央バイパス)沿いの高台に「王子冷越(おうじひえこし)の庚申堂」は静かに佇んでいます。ここは竹谷村の「王子」と上ノ郷村の「冷越」という二つの地名が接[…] 続きを読む
三河大島:救済の島から「ナメクジウオ」眠る無人の楽園へ 2026年3月3日 蒲郡の旅 江戸の「救済の島」と近代海水浴場の誕生 三河湾に浮かぶ無人島・三河大島は、古くから三谷村(現・三谷町)の人々と深い関わりを持ってきました。嘉永4年(1851年)の『参河国名所図会』には、当時は人家が一[…] 続きを読む
三河地震と戦争と、そして三河港と 2026年2月27日 蒲郡の旅 昭和20年(1945年)1月13日、終戦のわずか数ヶ月前、西三河南部を震源とする「三河地震」が発生しました。死者2,306名、全壊家屋7,000棟を超える甚大な被害をもたらし、特に蒲郡市形原地区では2[…] 続きを読む
中央公園の平和塔:戦没者への祈りと未来への願いを刻む場所 2026年2月26日 蒲郡の旅 黒川紀章氏の設計による「蒲郡市戦没者慰霊平和塔」 中央公園の北側に、高さ20メートルを誇る壮大な「蒲郡市戦没者慰霊平和塔」が建っています。1辺53メートルの正三角形の塔域に、合掌する両手をイメージした[…] 続きを読む
秋葉神社:「木船」と、千賀選手のマンホールが彩る聖地 2026年2月26日 蒲郡の旅 明神山に守り継がれる貴船神社の面影 蒲郡市水竹町の中央公園内に位置する小高い山(通称:明神山)には、現在「秋葉神社」が鎮座しています。かつてこの地には、元暦元年(1184年)に山城国(現・京都市)から[…] 続きを読む
五井の大シイ:水不足の苦難と共生が生んだ巨樹の群生 2026年2月24日 蒲郡の旅 蒲郡市五井町の八幡社北側から大池西側にかけて、シイ(椎)の巨木が立ち並ぶ群生地があります。巨木が人里離れた深山ではなく、市道沿いに悠然と枝を広げています。その姿は、古き良き街並みに深い奥行きと歴史の重[…] 続きを読む
五井のため池:幕府ゆかりの「大池」と失われた池の記憶 2026年2月24日 蒲郡の旅 徳川幕府が築いた「三河三池」のひとつ 五井町にはかつて「小池、大池、中島池、新池、御宮池、鎮守池」という6つの中核となるため池が記録されています。その中でも「大池」は、徳川幕府によって造成された「三河[…] 続きを読む