渇水の鳳来湖(宇連ダム)
鳳来湖(ほうらいこ)は、昭和33年(1958年)に完成した宇連ダムによって形成されたダム湖です。ここで蓄えられた水は豊川用水を通じて、東三河全域の飲料水、農業用水、工業用水として私たちの暮らしを支えています。しかし現在、深刻な雨不足により、ダムは危機的な渇水状況に直面しています。
繰り返される渇水の歴史
宇連ダムは過去、幾度も貯水率が一桁台になるほどの渇水を経験してきました。昭和60年(1985年)には湖底に沈んだかつての姿を見ようと人々が集まり、屋台まで出店したという逸話があります。また、2001年の大島ダム完成後も、2013年や、貯水率が0%となり大きな騒動となった2019年など、自然の厳しさを物語る歴史が刻まれています。
2026年、緊迫する現在の状況
今期は、昨秋からの降水量の少なさが響き、2026年1月から段階的に節水対策が強化されてきました。2月10日からは「第5次節水対策」が実施されています。対策として、水道用水20%、工業・農業用水はそれぞれ40%もの節水が行われています。
2月18日現在の貯水率は3.0%という極めて低い数字となっています。13年ぶりに訪れた現場では、上臈岩(じょうろういわ)から見下ろしても湖底が剥き出しになった衝撃的な光景が広がっていました。
市民生活への影響
この影響は蒲郡市内にも及んでいます。バルブ制御による減圧調整をはじめ、老人福祉センター「寿楽荘」の入浴施設中止、ユトリーナ蒲郡の臨時休館など、市民生活にも具体的な制限が出始めています。一人ひとりの節水への意識が、今まさに求められています。
鳳来湖・宇連ダムの画像









鳳来湖・宇連ダムの地図・行き方
豊川用水(豊川水系) – あいとよネット │ 公益財団法人 愛知・豊川用水振興協会.
水不足のため節水にご協力を – 水道課 – 愛知県蒲郡市公式ホームページ.
宇連ダムの水源状況です。 – 水道課 – 愛知県蒲郡市公式ホームページ.
