蒲郡緑地 – 蒲郡の公園

蒲郡市浜町、蒲郡埠頭の背後に広がる「蒲郡緑地」は、約7.68ヘクタールという圧倒的なスケールを誇る緑地帯です。昭和48年(1973年)の造成開始から半世紀。ここは単なる公園ではなく、日本の産業発展と環境保護がせめぎ合う中で誕生した、歴史的意義の深い場所です。

「工場立地法」が生んだ広大な緩衝地帯

広大な緑地が確保された背景には、昭和48年に強化された「工場立地法」があります。

20%ルール

工業用地全体の約20%以上を緑地や環境施設に充てることが義務付けられ、浜町埋立地全体の「環境の肺」として蒲郡緑地が設計されました。

全国屈指の面積

1988年当時、港湾緑地として全国第4位(楠緑地、三河臨海緑地に次ぐ規模)という、県下でも類を見ない広さを誇りました。現在は愛知県の所管として、広域的な環境保全を担っています。

森へと進化した、半世紀の歳月

昭和50年に運動広場が先行して供用開始されました。そして、昭和53年(1978年)の完工式を経て、街に定着しました。

多様な空間構成

野球場やサッカーも可能な多目的広場を備えています。また、園内には池を配し、それらを縫うように散策路が張り巡らされています。

「緑地」から「森」へ

開園から50年を迎えようとする今、植樹された木々は大きく成長しました。もはや人工的な緑地を超えて豊かな「森」の様相を呈しています。

歴史の継承と、再整備への期待

長年、地域のランドマークであった展望台は、老朽化により惜しまれつつも撤去されました。

老朽化の課題

遊具のない静かな空間は散策に最適です。しかし全体的な施設の経年劣化が進んでいます。かつての輝きを取り戻すための再整備が待たれています。

レガシーとしての緑

産業と自然の調和を目指した先人たちの思想を、いかに未来へ引き継ぐか。蒲郡緑地は今、その岐路に立っています。

  • トイレ 男女別和式、男性用は壁式
  • 遊具 なし
  • 面積 7.68ヘクタール
  • 駐車場あり、ベンチテーブル東屋あり
  • 浜町臨海緑地として、浜町57番

蒲郡緑地の画像

蒲郡の公園を旅するマップ


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