東双太山公園 – 蒲郡の公園
2026年1月7日
蒲郡市形原町東双太山。美しい住宅地の東端に位置する「東双太山公園」は、平成28年(2016年)に開園しました。この公園の誕生は、地権者47名が「蒲郡羽栗池東土地区画整理組合」を結成し、故郷の遊休農地を次世代へ繋ぐ宅地へと再生させた、7年間にわたる記録でもあります。
「面積の半分」を捧げた地権者たちの決断
この事業で特筆すべきは、54.18%という異例の高さの減歩率です。
苦渋の選択
所有する土地の半分以上を、道路や公園といった公共用地、そして事業費に充てる「保留地」として提供する。これは、地権者にとって非常に重い決断でした。
美しい街並みの代償
総事業費6億1千万円。この膨大な資金を捻出し、3.25ヘクタールの荒れた丘陵地を機能的な住宅地へと変えるためには、この高い減歩率は避けて通れない道でした。
「羽栗池」をめぐる葛藤と歴史の波
事業の過程は決して平坦ではありませんでした。特に、「羽栗池」の位置をめぐるトラブルは、事業の進捗に大きな影を落としました。
土地の記憶との対峙
古い池の位置や権利をめぐる議論は、単なる工事の遅れではなく、先祖代々受け継いできた土地の境界という「記憶」とのせめぎ合いでもありました。
完成記念碑に込められた想い
園内に静かに建つ「完成記念碑」には、こうした数々の困難を乗り越え、一致団結して竣工まで漕ぎ着けた47名の地権者たちの誇りが刻まれています。
丘陵地から未来を望む場所
遊休農地であった頃の面影はなく、現在は整然とした道路と住宅に変わりました。そしてこの公園が一体となって、形原の新しい風景を形作っています。
公園のベンチから見渡す街並みは、自分たちの土地を削ってまで「より良い街」を願った先人たちからの、未来への贈り物と言えるでしょう。
- トイレ なし
- 遊具 すべり台、スプリング遊具
- 面積 0.10ヘクタール
- ベンチ4基
土地区画整理事業に伴う字の区域の設定及び変更について
蒲郡市土地区画整理事業施行箇所図
施行完了地区の概要について 蒲郡市
東双太山公園の画像
蒲郡の公園を旅するマップ
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