蒲形公園・彫像「ふれあい」 – 緑町区画整理を伝える「絆の門」

彫像「ふれあい」は、蒲郡市御幸町の「蒲形公園(魔女公園)」の東側入口に佇んでいます。これは、寺戸公園に立つ「完」の像と同じように、地域の人々の想いが凝縮されたものです。そして、二人の子どもが寄り添うその柔らかな姿は、街の基盤が整い、次世代へと受け継がれた喜びを象徴しています。

記念碑「完」:33.77haの壮大な物語を締めくくる絆

15年の歳月をかけた「緑町土地区画整理事業」

この彫像は、昭和47年から昭和62年にかけて行われた「緑町土地区画整理事業」の完遂を祝う竣功記念碑です。

大規模な街づくり

この事業は、約27ヘクタールという広大な面積が対象でした。そして、22億4600万円もの事業費を投じて、この地区の近代化が成し遂げられました。

公園の誕生

事業の一環として、現在の蒲形公園も街区公園として整備されました。歴史ある「蒲形の地」に新しい市民の憩いの場が誕生しました。

「ふれあい」に込められたコミュニティの願い

台座に刻まれた「ふれあい」という文字には、区画整理によって物理的な「街の形」が整った後、そこで暮らす人々の「心と心の通い合い」が続くようにという願いが込められています。

多くの権利者が土地を提供し合いました。そして、未来の街の姿に合意したからこそ、この公園や広い道路が実現しました。子どもたちが寄り添う造形は、そうした大人たちの「協調と絆」を映し出した鏡でもあります。

魔女の森の「見守り役」として

「魔女公園」という不思議な愛称を持つ園内への入口に、この温かな彫像があることは非常に象徴的です。不思議な魔法のような遊びの世界へ向かう子どもたちを、街づくりの歴史が見守る。この「ふれあい」の像は、過去の努力と未来の希望を繋ぐ、大切なゲートウェイの役割を果たしています。

「区画整理事業」蒲郡市三十年史 – 国立国会図書館デジタルコレクション

蒲形公園・彫像「ふれあい」の画像

蒲郡の公園を旅するマップ


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