須田公園
2025年12月21日
蒲郡市三谷北通、東海道本線の高架に沿って位置する「須田公園」。昭和45年の竣功を経て、昭和51年に「街区公園」へと昇格した、蒲郡の公園史を彩る「51年組」です。
51年組の魂を受け継ぐ「空」の遊具たち
須田公園には、51年組に共通する堅牢なコンクリート遊具が息づいています。空へそびえる「石の山(塔型すべり台)」に加え、飛行機の尾翼がそのまま滑り台になったジャングルジムは、子供たちの視線を高架の先にある広い空へと誘います。砂場の「穴あき壁(造形遊具)」も含め、これらは職人技と創造性が融合した昭和の遺産です。
自然が織りなす回廊と色彩
園内を歩けば、カイヅカイブキが作り出す緑のトンネルがあります。また、季節を告げる藤棚が訪れる者を包み込みます。そして秋には、高く伸びたイチョウが鮮やかな黄色に染まります。そんな自然の彩が、無機質なコンクリート遊具との美しいコントラストを創り出します。鉄道の走行音を背景に、四季の移ろいを静かに、しかし鮮明に感じられるのが須田公園の魅力です。
「50年の壁」を超えたUD仕様への進化
2025年、公園は大きな転換点を迎えました。長年、景観に溶け込んでいたデザイン性の高いコンクリート製トイレに代わりました。そして、車いすやオストメイトに対応した最新のユニバーサルデザイン(UD)仕様のトイレが新築されました。
開園から50年。歴史ある遊具を大切に守りつつ、誰もが安心して利用できる「人に優しい場所」へと進化する姿は、高齢化する社会における公園リノベーションの理想的な形を示しています。
- トイレ 男女共用 車いす対応、オストメイト対応
- 遊具 飛行機型ジャングルジム(うんてい、すべり台を兼ねています)、塔型すべり台、ブランコ、土管、イタチと鶏のフィギア、砂場
- 面積 0.20ヘクタール
- 駐車場なし
須田公園の画像






