清田児童遊園地・新箱根の思い出
2025年12月6日
清田児童遊園地は、蒲郡市清田町上大内の県道473号線沿いに位置します。この473号線は、昭和9年(1934年)にバス運行が開始された際、沿線の蒲郡の風景が箱根に似ていることから「新箱根線」と呼ばれていました。
観光名所「新箱根」の歴史と現在の交通要所
かつて「新箱根」は観光名所として賑わいました。そして、高度成長期には年間40万人(蒲郡全体の観光客の6%)が訪れる場所で、展望台や土産物屋もありました。
現在は、近くに国道23号線バイパスの蒲郡インターチェンジ(IC)があり、交通の要所となっています。道路を挟んで土産店もありますが、その交通の喧騒とは反対に、公園自体は静かな場所となっています。また、清田児童遊園地は、春には周囲に植えられた桜が美しい公園となります。
- トイレ なし
- 遊具 ブランコ、すべり台(2)、鉄棒、ジャングルジム、砂場、土管、雲梯
- 面積 872.00平方メートル
新箱根線(本宿〜蒲郡)の開業経緯
「新箱根線」は、昭和初期に蒲郡と岡崎市本宿を結ぶ新しい道路の開通とともに、観光振興を目的に運行されたバス路線の名称です。
道路の開通
- 時期: 1934年(昭和9年)
- 経緯: 蒲郡から鉢地峠をトンネルで越え、本宿村(現・岡崎市本宿)へと至る新しい県道(現在の愛知県道38号蒲郡本宿線の一部)が開通しました。
バス路線の運行開始
- 時期: 道路開通と同時
- 事業者: 愛電自動車(後の名古屋鉄道、現・名鉄バス)
- 目的: 道路開通を受け、愛電自動車はただちにこのルートでバス営業を開始し、この路線が「新箱根線」と名付けられました。
観光地化と近代化
- 観光誘致: 新箱根線は、蒲郡の温泉地や三河湾への観光客を、本宿駅からバスで運ぶための観光路線としてすぐに注目を集めました。
- 近代的な導入: 翌1935年(昭和10年)には、当時の最新型の流線型バスや、モダンな制服の女子車掌が導入されるなど、観光地としての魅力を高めるための施策が積極的に行われました。
この新箱根線の開業は、蒲郡を東三河有数の観光地へと発展させる上で、非常に重要な役割を果たしました。
清田児童遊園地・新箱根の画像





