天満神社チビッコ広場 – チビッコ広場の歴史的背景
2025年11月23日
蒲郡市形原町市場にある天満神社チビッコ広場は、学問の神様、菅原道真公をお祀りする天満神社の境内に位置しています。神社や寺院の境内にこのような小規模な公園が設置されている背景には、日本の公園制度の歴史が深く関わっています。
日本の近代的な公園は、明治6年(1873年)の太政官布達(第16号)によって始まります。
この布達は、主要な寺社境内や景勝地を「万人偕楽の地」として公的に公園に指定するものでした。これにより、東京の上野・浅草をはじめ、全国で84か所が指定されました。そして、それまで宗教的・私的な空間であった寺社の境内地が、公的なレクリエーション空間としての役割を担うことになりました。(上野観光連盟|上野の歴史−1)
地域に根差した「チビッコ広場」の役割
この「万人偕楽の地」政策が、「公園」「遊園地」という呼称の広がりを生みました。
しかし、この地域の天満神社、利生院、天王社、御屋敷稲荷、秋葉社、鹿島神社などに見られる「チビッコ広場」の設置は、必ずしもこの明治初期の政策に直接基づくものではありません。
これらの地方の小規模な寺社の多くは、初期の公園化の対象外であったケースが多く、境内を「鎮守の森」として自治体と寺社が協力し、公共の場として活用する方策をとった結果と言えます。
かつて、これらの場所は無住化が進む前の時代、子どもたちにとっての地域の放課後スクールのような機能も担っていたと考えられます。境内のチビッコ広場は、地域に「安全」に「遊ぶ」場所を提供し続けてきた証拠です。
天満神社チビッコ広場の風景
天満神社チビッコ広場は、境内の木々を縫うように遊具が点在しています。学問の神様を象徴する臥牛(がぎゅう)や灯籠といった神社の要素と遊具が違和感なく溶け込み、日本の原風景である「鎮守の森」の姿を今に伝えています。
- トイレ 形原中部公民館の横にあります
- 遊具 ブランコ、すべり台、雲梯梯子の複合、鉄棒
- 面積 300.00平方メートル
天満神社チビッコ広場の画像
蒲郡の公園を旅するマップ
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