平林古墳

蒲郡市相楽町平林の山麓に位置する平林古墳は、こんもりとした木々に囲まれた、静かな小高い場所に佇んでいます。

古墳の中心部へと足を踏み入れると、巨躯のクスノキがそびえ立ち、その根元には横穴式石室の奥壁とされる石材が静かに鎮座しています。かつての豪族が眠るこの地は、長い年月を経て祈りの場へと姿を変えてきました。

信仰とともに生きる史跡

石材の傍らには、平七稲荷大明神を祀る小さな祠と、慈愛に満ちた観世音菩薩・地蔵菩薩の二体の石仏が寄り添うようにお祀りされています。

『大塚・相楽ふるさと博物館』の記録によれば、今も旧暦の二の午(にのうま)の日には、近隣の方々によって僧侶を招いた祭典供養が営まれているといいます。古墳や史跡が数多く残る相楽町の中でも、地域の人々の手で大切に守り継がれてきたこの場所には、今も厳かで神聖な空気が流れています。

蒲郡市誌 本編 – 国立国会図書館

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平林古墳の画像

地図・行き方

囲まれている市道の西側、平林久津後2号線に「平井古墳」の看板が設置されています。それを目標に進みます。中心部は、夏は歩きにくいとのクチコミもあります。

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