崇心寺 – 久松勝俊の遺言

崇心寺(すうしんじ・そうしんじ)は、蒲郡市水竹町大塔に位置する、浄土真宗西山深草派の寺院です。山号を華林山といい、その歴史は古く、治承年間(1177年~1181年)に勧学院の住職、如輪上人が創建した「遣迎山二尊院」が始まりと伝えられています。

また、この地域の地名「大塔」は、この勧学院の塔があったことに由来するとも言われています。(寺号「崇心寺」は、地元では「そうしんじ」と呼ばれています)

久松俊勝と崇心寺

その後、心空宗堪和尚が住職を務めていた頃、久松俊勝(徳川家康の義父)が上ノ郷城主となります。本尊であった釈迦如来に深く帰依していた俊勝は、この寺院を厚く保護しました。そして、永禄7年(1564年)に修築して中興開山しました。

天正15年(1587年)、俊勝は岡崎城で亡くなります。「彼の遺言により」、この地で葬儀が執り行われました。

これ以降、俊勝の法号「陽光院殿佐州華林崇心大居士」から一文字ずつとって、寺号を「華林山崇心寺」と改めたとされています。(なお、俊勝の埋葬地は安楽寺で、そこが菩提寺となっています。また、安楽寺に墓が建てられたのは、於大の方が暮らしていたからと言われています)。慶安元年(1648年)には、徳川家光公より3石5斗の朱印を受け、朱印寺となりました。

崇心寺カフェ・間坊

近年では、2022年から寺院全体を改修・改築し、「間坊(かんぼう)」というカフェを併設しました。それまでの少し薄暗い印象だった周辺の景色は、この改修によって明るくなったようです。今では寺院というよりも、まるで庭園カフェのような、古さと新しさが共存する華やかな、そして崇い空間となっています。

  • 寺号 華林山 崇心寺
  • 本尊 阿弥陀如来
  • 宗派 浄土真宗西山深草派
  • 創建 永禄7年(1564年) 心空忍峰宗堪
  • 霊場 保内西国三十三か所 13番(三十三身観世音菩薩)

崇心寺の画像

地図・行き方

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参考

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