光林寺 – 砥神山の山裾に佇む禅の寺
2025年9月12日
光林寺は、蒲郡市豊岡町蓮池、砥神山(とがみやま) の山裾に静かに佇む曹洞宗の寺院です。山号を樹栄山(じゅえいざん) といいます。
本尊と廃仏毀釈の歴史
本尊の地蔵菩薩坐像は室町時代の作と伝えられています。
明治時代以前は観世音菩薩が本尊でしたが、明治政府による廃仏毀釈(はいぶつきしゃく) の際に接収されたため、それまで脇仏であった地蔵菩薩坐像を現在の本尊と定めました。
*明治の廃仏毀釈では、多くの仏像や仏具が接収されたり、打ち壊されたりしました。例えば、近隣の金平町・補陀寺(ふだじ)の薬師如来像(愛知県指定文化財)は、伊勢から譲り受けたもので、難を逃れた仏の一例です。光林寺の観世音菩薩も、どこかで今も安らかにおられることを願うばかりです。
「映える」白壁の伽藍と参道
豊岡東児童遊園地からまっすぐに伸びる参道の先には、重厚な鐘楼門が見えます。
白い柱の鐘楼門や、本堂・講堂の清々しい白い壁が、背後の深い緑の社叢と青空を背景に見事に調和しており、モダンで映える景観を作り出しています。
徳川家康ゆかりの「硯川」
光林寺は、徳川家康にまつわる逸話も残しています。
寺の近くを流れるせせらぎが「硯川(すずりがわ)」と呼ばれる由来は、光林寺開山の了山長哲和尚が、この川から汲んだ水を家康公に献上し、家康公がそれを使って硯を潤したという故事に由来すると伝えられています。
- 寺号 樹栄山光林寺
- 本尊 地蔵菩薩
- 宗派 曹洞宗
- 創建 天文13年(1544年) 了山長哲
- 霊場
- 保内西国三十三か所 32番、33番
- 八十八か所弘法(境内)
霊場本尊は、32番が十一面観世音菩薩、33番が聖観世音菩薩になっています。
光林寺の画像
地図・行き方
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