法信寺 – ぽっくり観音と散りにけ里

法信寺は、相楽町西川にある曹洞宗の寺院で、山号は煙岸山です。寛永13年(1636年)に養円寺2世俊察和尚の開山と伝えられています。本尊は千手千眼観世音菩薩です。1

ぽっくり観音

法信寺の境内に足を踏み入れると、手水舎のすぐ隣にぽっくり観音が鎮座しています。

かつて人々が「長生きできますように」と願った時代から、社会は大きく変わりました。また、今や、本人も家族も苦しまずに最期を迎えたいと願う人が増えました。そして、「ぽっくり」「ころり」、あるいは「ピンピンころり」といった言葉が、人生の終末を語る上で欠かせないものとなっています。誰もが穏やかな最期を願う現代だからこそ、このぽっくり観音がより深く人々の心に響くのかもしれません。

そのぽっくり観音に寄り添うように、「そよと吹く 風の如きに 散りにけ里 文」と刻まれた句碑があります。「風の如きに散りにけ里」。この句は、はかなくも美しい人生の終焉を描き出し、ぽっくり観音への人々の願いを静かに代弁しているかのようです。

慈眼山

本堂に「慈眼山」の扁額があります。これは、法信寺の山号ではなく、慈悲の精神を象徴する本尊である観世音菩薩の安置を知らせるものです。

  • 寺号 煙岸山法信寺
  • 本尊 観世音菩薩
  • 宗派 曹洞宗
  • 創建 寛永13年(1636年)俊察

法信寺の画像

地図・行き方


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蒲郡の寺院

曹洞宗大本山總持寺

  1. 大塚・相楽ふるさと博物館編.(1999).『大塚・相楽ふるさと博物館資料集』.

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