蒲郡高校のクス – 蒲郡の名木50選 24 – 上本町

蒲郡高校の正門正面には、学校のシンボルである立派なクスノキが立っています。正面からは一本の大きな幹に見えますが、南側に回ると二股に分かれており、非常に美しく整った樹形をしています。

大正時代から続く歴史の証人

この蒲郡高校のクスの根元には「大禮記念(たいれいきねん)」と刻まれた碑があります。これは1915年(大正4年)、大正天皇の即位の礼を記念して植樹されたものです。

前身となる「宝飯郡西部農学校」がこの地に校舎を新築移転した翌年に植えられたこの木は、以来110年以上にわたり、この場所で若者たちの成長を見守り続けてきました。

多くの思い出が詰まった学び舎の象徴

その後、裁縫女学校との統合を経て現在の蒲郡高校となり、1971年には定時制も併設されました。メジャーリーガーの千賀滉大投手をはじめ、全日制・定時制を問わず、ここで学んだ多くの卒業生にとって、このクスノキは忘れがたい「母校の記憶」そのものです。

開校当時の面影を今に伝える記念樹は、これからも蒲高生の歩みを静かに見守り続けていくことでしょう。

  • 樹種 クスノキ(クスノキ科)
  • 幹周 2.46メートル(太幹)2.42メートル(細幹)
  • 根回 4.57メートル

蒲郡高校のクスの画像

蒲郡高校の歴史は次のようになります。(「新制」として高校名が変わった時期を、1948年(昭和23年)としました)

  • 1912年(明治45年) 蒲郡町立裁縫女学校設立
  • 1916年(大正5年) 蒲郡町旧廓に校舎を新築、移転(現在のJA辺り)
  • 1930年(昭和5年)蒲郡町立蒲郡実科高等女学校として開校(女学校令)
  • 1931年(昭和6年) 蒲南東側に校舎を新築、移転
  • 1943年(昭和18年) 蒲郡高等女学校と改称(中学校令)
  • 1948年(昭和23年) 蒲郡町立蒲郡高等学校
  • 1948年(昭和23年) 9月愛知県立蒲郡高等学校(統合)
  • 1913年(大正2年) 宝飯郡立西部農学校(蒲南の一部を仮校舎として開校)
  • 1914年(大正3年) 現在の場所へ校舎を新築、移転
  • 1915年(大正4年) 宝飯郡立西部実業学校
  • 1919年(大正8年) 宝飯郡西部実業学校と改称
  • 1920年(大正9年) 宝飯郡実業学校と改称
  • 1924年( 大正13年)愛知県蒲郡農学校と改称
  • 1948年(昭和23年) 愛知県立蒲郡農業高等学校
  • 1948年(昭和23年) 9月愛知県立蒲郡高等学校(統合)

蒲郡の名木50選マップ

Googleマップ 愛知県立蒲郡高等学校

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