高雲寺の大イチョウ – 蒲郡の名木50選 12 – 豊岡町

高雲寺の大イチョウは、蒲郡市豊岡町にある高雲寺境内に位置します。斜面を活かした立体的な境内に、山門や鐘楼(しょうろう)と並んで威厳を放つのが、立派な大イチョウです。

精巧な石積みや白塀、鐘楼の黒、そして抜けるような青空。それらが織りなす幾何学的な伽藍(がらん)配置の中に、黄金色のイチョウが加わることで、高雲寺ならではの圧倒的な景観が完成します。

存在感を放つ「恰幅の良さ」

この大イチョウの魅力は、何といってもその豊かな枝ぶりです。斜面という奥行きのある地形を背景に、どっしりと構えた「恰幅の良い」姿は、見る角度によってさまざまな表情を見せてくれます。

季節を味わう贅沢なひととき

あまりの美しさに、この年は何度も足を運びました。また、近隣で売られている地元のミカンや柚子も楽しみの一つ。柚子湯に入ったり、お酒に浮かべたりと、名木の風景とともに冬の味覚を心ゆくまで堪能した、思い出深い季節となりました。

  • 樹種 イチョウ(イチョウ科)
  • 幹周 4.14メートル
  • 根回 4.47メートル

高雲寺の大イチョウの画像

高雲寺は、浄土宗西山深草派の寺院で、山号は賀森山、院号は豊光院です。文亀2年(1510)の創立と伝えられます。(高雲寺 – 室町時代の雲版がある古刹です – 蒲郡の旅

『浄土宗西山深草派寺院名鑑』には「言い伝えに、日向国より一僧来たりて薬師如来を本尊として一宇を建立す」とあります。そして「天変地異の一大事の中にも、この地のみは災禍を被らざりし」と言われているそうです。

高雲寺境内の四国八十八か所は、弘法大師像と霊場本尊像が整然と祀られていています。また、保内西国第29番札所です。

浄土宗西山深草派寺院名鑑 – 国立国会図書館デジタルコレクション

蒲郡の名木50選マップ

Googleマップ 高雲寺

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