御屋敷の大師堂 – 形原町
2025年10月6日
御屋敷(おやしき)の大師堂は、形原町の御屋敷と会下(えげ)の間の坂道沿いに位置しています。蒲郡市内には大師堂が数多く見られ、この地域における弘法大師信仰の篤さがうかがえます。
この大師堂の堂内は約20畳ほどの広さがあり、そして、十数張りの提灯が奉納されています。さらに、壁面には八十八ヶ所の御影札(おみえふだ)が収められており、ここはさながら四国八十八ヶ所巡礼を身近に感じさせる場所となっています。(御影札とは、四国八十八ヶ所の札所(寺院)で納経した際に授与される、ご本尊の姿が描かれた札です。)
ここ形原には、写し四国八十八ヶ所の札所として真如寺、実相院、利生院があります。また、水弘法(みずこうぼう)をはじめとする弘法大師の秘蹟(ひせき)に関する伝説も残されています。こうした背景から、この地の弘法大師信仰は非常に厚く、広く根付いていると考えられます。
形原の街を歩いていると、ふとした瞬間に「お大師様」の存在を街角に感じる。そんな町だと言えるのではないでしょうか。

御屋敷の大師堂の画像



地図・行き方
車でのおまいりは、県道322号線(温泉街道)方面からになります。県道321号線からは一方通行です。駐車場はありません。徒歩の場合、形原駅から5〜10分です。また、ここから六地蔵まで50メートル程度、さらに会下のタブノキまで50メートルの距離です。(経路図)
形原駅には無料のレンタサイクルにしがま号があり、周辺の観光には便利です。