利生院 – 癒しの場所です
2025年10月2日
利生院(りしょういん)」は、正式名称を「上野山 利生院 潮音寺」といい、形原町東上野に位置する浄土宗西山深草派の寺院です。
歴史と形原松平家との関係
利生院は、形原松平家五代・松平家忠が天正2年(1574年)に建立し、その家老であった松平藤兵衛の二男、本空智厳光峰(ほんくうちげんこうほう)によって寛永2年(1625年)に上野山利生院として開山されたと伝えられています。
当寺は城主の祈願所となり、寺紋は形原松平家と同じ「八丁字の利」を用いています(ちなみに、菩提寺の光忠寺も同じ寺紋です)。
利生院の仏像と境内
阿弥陀如来立像と聖観世音菩薩
利生院の本尊である阿弥陀如来立像は、第三代天台座主・慈覚大師円仁の作と伝えられています。また、聖観世音菩薩は行基菩薩の作と伝わるなど、歴史ある仏像が安置されています。そのほかにも、本堂の阿弥陀如来坐像や、観音堂の絵馬など、多くの仏像や仏具を拝観することができます。
徳本上人(とくほんしょうにん)名号碑
境内には、170センチを超える「南無阿弥陀仏 徳本」と刻まれた、徳本上人名号碑があります。また、本堂には徳本上人座像も安置されています。
道標 形ノ原道
また、「道標 形ノ原道」が残されており、周辺の道路を含め、旧街道・幡豆往還の名残を感じさせる歴史的な場所でもあります。
さらに、境内からは美しい眺望が楽しめます。境内の一部は「利生院チビッコ広場」として遊具が配置され、地域住民に利用されています。
- 寺号 上野山 潮音寺 利生院
- 本尊 阿弥陀如来
- 宗派 浄土宗西山深草派
- 創建 天正2年(1574)
- 霊場
- 三河新四国八十八ヶ所 57番、58番
- 三河三十三観音 16番
- 三河海岸大師 3番
- 三河西国三十三ヶ所 12番
利生院の画像









地図・行き方
形原駅から徒歩15分程度です。また、駐車場は利生院の西側にあります。駐車場までは、形原南保育園からの経路が比較的広く安全です。
参考文献
