無量寺の大クス – 蒲郡の名木50選 43 – 西浦町

蒲郡市西浦町にある「ガン封じの寺」として名高い無量寺。その境内に、圧倒的な存在感を放つ「無量寺の大クス」が立っています。

この大クスは蒲郡市の天然記念物であり、「蒲郡の名木50選」にも選定されています。市内では国指定天然記念物「清田の大クス」に次ぐ巨樹として知られ、根元に人が入れるほどの大きな空洞がある姿は、どこか神々しささえ漂わせています。

樹勢盛んな長寿の象徴

創建951年(天暦5年)という古刹の歴史を見守ってきたこの木は、解説板に「今なお樹勢盛ん」と記されている通り、現在も青々とした葉を茂らせています。枝がガン封じ堂を優しく覆う姿に、参拝客は病魔退散のご利益や長寿の神秘を感じ、静かに手を合わせていきます。

癒やしの力と「なにか」

かつてクスノキからは、防虫剤や薬用(強心・血行促進・鎮痛など)として重宝された「樟脳(カンフル)」が作られていました。

無量寺の大クスが人々を惹きつけてやまないのは、単なる大きさだけではありません。古くから薬効で人を助けてきた木の力と、言葉では言い表せない生命の「なにか」が、訪れる人の心を癒やしているのかもしれません。

熊本大学薬学部/今月の薬用植物

無量寺の大クスは、蒲郡の名木50選と、蒲郡市天然記念物に指定されています。蒲郡市内のクスの木としては、国指定天然記念物の清田の大クスに次ぐ大きさだそうです。その根本は人が入れるぐらいの空洞になっていて、それが神々しさをかもし出しています。

  • 樹種 クスノキ(クスノキ科)
  • 幹周 8.10メートル
  • 根回 12.00メートル

*ちなみに、国天然記念物に指定されている「清田の大クス」は、幹周が14.30メートル、根回が13.60メートルあります。

無量寺の大クスの画像

蒲郡の名木50選マップ

Googleマップ 無量寺の大クス

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