西浦駅まちあい所 – 西浦町
2025年10月6日
名鉄蒲郡線西浦駅前に立つこの施設は、単なる電車・バスの待合所ではありません。また、一般的な駅舎でもありません。
ここは、蒲郡市が設けた「みんなでつかう まちの待合所」です。
私たちは、日々、さまざまな「場所」と「待ち時間」を探して生きています。
電車を待つ、迎えの車を待つ、誰かを待つ。
雨宿りをする、日差しを避ける、食事をする。
そして、喜びを待つ時間、悲しみが過ぎ去るのを待つ時間。ここは、そんなすべてを優しく受け止める場所です。
もちろん、公共交通機関の利用者のための拠点でもあります。電車、バス、コミュニティバス、タクシーを待つ人々が交差するこの場所は、移動という「幸せ」を生み出す公共交通の使命を担う場所でもあります。
西浦駅まちあい所は、「待つ」という行為を通じて、人々が再び歩み出す力をもらえる場所。
きっと、ここから小さな幸せが始まる。
そんな予感に満ちた場所です。
木かげのような光をつくる待合所
〜風透ける屋根の下で〜名鉄蒲郡線の西浦駅舎跡地に公共施設として新築した待合所は、2023年春に「電車待ちだけじゃない みんなで使う まちの待合所」をテーマに全国の学生から設計案を公募した377作品の中から最優秀賞に選ばれた作品を基に設計した。
二重の柱や登り梁に細い材を用いるなど繊細で軽やかな架構とし、海風の抜ける林のような空間を作っている。また、屋根下に木材のルーバーを取り付けることで木かげのような光をつくる空間とした。
西浦駅まちあい所の画像





