稲生港石積防波堤 – 西浦町

大正9年(1920年)に築造された稲生港石積防波堤。素材には、名古屋城や掛川城の天守台石垣にも採用された高品質な花崗岩「幡豆石(はずいし)」が贅沢に使われています。石積み特有の力強さと美しさを兼ね備えたその姿は、周囲の景観を均整のとれた、優美なものへと高めています。

歴史を歩く171メートルの遺構

この防波堤は長さ171メートル、高さ6メートルに及び、稲生浜に沿って美しい曲線を描いています。現在は天端(てんば)を歩くことができ、海風を感じながら防波堤の上を進めば、地上から眺めるのとは一味違った、開放感あふれる三河湾の風景を楽しむことができます。

土木学会選奨土木遺産の誇り

その歴史的価値と意匠性の高さから、本防波堤は「土木学会選奨土木遺産」に選定されています。単なる防災施設としての役割を超え、大正期の優れた土木技術と地域の産業史を今に伝える貴重な文化遺産として、今もなお大切に守られています。

稲生港石積防波堤の解説シート | 土木学会 選奨土木遺産

稲生港石積防波堤の画像

地図・行き方

西浦シーサイドロード沿いにありますが、駐車場はありません。名鉄西浦駅からは1.1キロ、徒歩14分程度です。西浦駅からコミュニティバスが運行されていますが、曜日時間が限定されています。

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