伊能忠敬西浦宿泊地(入戸野貞伯邸) – 西浦町
2025年10月5日
伊能忠敬の西浦村における宿泊地は、医師・入戸野貞伯(にっとのていはく)の邸宅でした。その場所に、宿泊地跡を示す記念碑が建っています。
第四次測量の行程
忠敬が蒲郡を訪れたのは、享和3年(1803年)の第四次測量の最中です。旧暦の4月14日から16日までの3日間、現在の暦では5月中下旬にあたる時期でした。
測量隊は3月28日に白須賀から愛知県に入り、海岸線を測量しました。渥美半島を一周した後、4月11日に吉田城下(現:豊橋市)へ到着します。
- 4月14日:吉田を出発し、船で前芝へ渡りました。梅薮、下佐脇、御津、西方、泙野、大草、赤根、大塚を測量し、三谷村に宿泊しました。
- 4月15日: 三谷村を出発し、不相小江村、蒲形村、竹谷村、拾石村、鹿島村、形ノ原村を測量した後、西浦村に宿泊しました。この時の宿泊地が、入戸野貞伯邸です。
- 4月16日: 西浦からさらに東へ測量を続けました。
記念碑の建立
現在、宿泊地の敷地跡には、貞伯翁の墓碣表(ぼけつひょう)の横に伊能忠敬 蒲郡測量 宿泊地跡」の記念碑が建てられています。この記念碑は、忠敬の測量からちょうど200年目にあたる平成15年(2003年)に、西浦町と三谷町に建立されたものです。

伊能忠敬宿泊地の画像
地図・行き方
市川光雄(1983)『伊能忠敬の蒲郡測量とその周辺』 – 国立国会図書館デジタルコレクション





