光明寺 – ながむる人の心にぞすむ

光明寺は、大栄山を山号とする浄土宗西山深草派の寺院です。

浄土宗西山深草派寺院名鑑』によれば、天文10年(1541年)に「ミサキ」という地で創建され、文化2年(1805年)頃に現在の場所へ移転したと伝えられています。

法然の歌と巡る境内

山門に来ると、まず目に留まるのが、法然上人の有名な歌碑です。

月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ

浄土宗の宗歌としても親しまれるこの歌は、人々の心に寄り添うように静かに刻まれています。山門を抜けると、左手には「岩瀬地蔵(舟止め地蔵)」が祀られた地蔵堂があり、その隣には三十三観音の穏やかな表情が並んでいます。

本堂の右手には、かつて雄雌一対で「光明寺の相生のマツ」として歌にも詠まれた松がありましたが、現在は雄株だけが歴史を物語るようにそびえ立っています。その足元には、光明寺第19世・佐伯卓爾住職の句碑が静かに置かれています。

地平の涯に恋ふるものありや鳥一羽大草原をひた翔りゆく

文化財と名木

本堂に安置されている木造阿弥陀如来坐像は、蒲郡市の文化財に指定されています。また、山門脇には、蒲郡市の名木50選にも選ばれたタイサンボクが堂々と立っています。

 

光明寺の画像

  • 寺号 大栄山光明寺
  • 本尊 阿弥陀如来坐像
  • 宗派 浄土宗西山深草派
  • 創建 天文10年(1541) 康養意山上人
  • 霊場 東三新四国八十八か所 55番札所

光明寺の地図・行き方

宗歌 – 新纂浄土宗大辞典

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