長興寺 – 丹野城主荻原芳信の開基
2025年9月11日
長興寺は、文明2年(1458年)に、知多郡古見の竜雲院の末寺として開創され、萩原左衛門尉芳信(はぎわらさえもんのじょうよしのぶ)の開基と伝えられます。
萩原左衛門尉芳信
その萩原左衛門は、備後の国(広島県)の人で、1469年に丹野城に城を築き、この地を治めました。すぐに、全福寺を占拠し僧を武装化します。翌年の文明2年(1470年)に起きた御堂山合戦で、家臣の叛逆にあい自刃したと伝えられています。(*その自刃した場所が、長興寺の東にある、御津町赤根にある備後林の辺りだと伝えられます。そして、そこに備後塚があります)
また、生き延びた子孫(孫)が建てた萩原神社の祭神として祀られています。
長興寺
長興寺は、 南側の市道から山門になっています。階段を登ると右側には観音像が並び、三十三観音堂があり、その後ろが十王堂です。十王堂には、江戸時代の作という鮮やかな十王・眷属像が並んでいます。そして 山門側には薬師堂もあります。
山門手前には「海山のあひだ やすけみわが祖の ひらきたまへる 宝のみ寺 磯夫」の歌碑があります。これは御津磯夫(本名・今泉忠男、御津の今泉医院の院長)の歌です。
御津磯夫さんは、萩原芳信の子孫と伝えられます。この碑の石は、天龍青石で10トンあるそうです1。
春には鐘堂前のミツバツツジが綺麗です。 近代的な本堂と、古刹ならではの歴史がゆっくりと融和している、そんな寺院です。
長興寺の画像
- 寺号 宝樹山 長興寺
- 本尊 釈迦如来(釈迦牟尼如来)
- 宗派 曹洞宗
- 創建 文明2年(1458年) 萩原左衛門尉芳信
- 霊場 東三新四国八十八か所 54番札所
地図・行き方
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参考資料
- 蒲郡市市報「荻原左衛門」
- 『蒲郡史談』伊藤天章 国書刊行会








