大坂遍路道(18日目の1) 2008年11月5日 四国遍路 迷故三界城 例えば朝の気温が5度だとしても、秋と春とでは、春のほうが暖かく感じるのではないかと思う。季節が暖かい日に向かっているか、寒い日に向かっているかで、身体も気持ちもそれに対応しようとするのだろうし…。 朝露に曇るカーブミラー[…] 続きを読む
雨の日 迷故三界城(16日目の1) 2008年11月3日 四国遍路 迷故三界城 雨の朝。昨夜は足が痛くて何度か起きた。今までの痛みとは少し違うものだった。3時30分には起き出して、そしておにぎり辛子高菜とジャンボソーセージを食べた。なにか物音がする。雨音だと分かったのは夜が明けて外に出た時だった。食[…] 続きを読む
地図がない(14日目の2) 2008年11月1日 四国遍路 迷故三界城 10時30分に三十番札所善楽寺を出発した。 JR土佐一宮駅を過ぎ、県道44号線下の瀬大橋を渡る。サンピアン高知が見える頃になると都会という感じがした。高知市内が近いことは分かっていた。標識も市内まであと少しということを知[…] 続きを読む
遍路道のすがた(14日目の1) 2008年11月1日 四国遍路 迷故三界城 7時30分29番札所国分寺着。朝のお寺は静かだった。 納経をすませて山門へ向かおうとしていると、高知工科大学の生徒に呼び止められた。そしてGPSを渡される。次の善楽寺まで持って歩いてほしいとのことだった。了解して、そのG[…] 続きを読む
遍路とは…登山なり?(7日目の2) 2008年10月25日 四国遍路 迷故三界城 思っていた通りの難所だった。いきなり急登、直線距離で2キロ少しを500メートルほど高度を上げてゆく。何も考えられなくなる、ただ足を前へ身体を上へと上げてゆく。その状態で思索するなど不可能だと思った。肉体の苦しみ痛みが、精[…] 続きを読む