白藤大師、通夜堂にて(38日目の3) 2008年11月25日 四国遍路 迷故三界城 白藤大師に到着すると、その通夜堂に荷物を下ろした。そして少し横になった。畳の上に身体を預けるのは久しぶりのことだった。何日ぶりだろうかと思い出していた。「清滝寺の通夜堂、津呂の遍路小屋の一畳ベッドが最後か」と呟いた。15[…] 続きを読む
雨の日 迷故三界城(16日目の1) 2008年11月3日 四国遍路 迷故三界城 雨の朝。昨夜は足が痛くて何度か起きた。今までの痛みとは少し違うものだった。3時30分には起き出して、そしておにぎり辛子高菜とジャンボソーセージを食べた。なにか物音がする。雨音だと分かったのは夜が明けて外に出た時だった。食[…] 続きを読む
清瀧寺通夜堂にて(15日目の4) 2008年11月2日 四国遍路 迷故三界城 走った。 もう限界だった。息が上がっていた。というよりも、吐きそうになっていた。痛みはなかった。 (35番札所清瀧寺にて) 醫王山 鏡池院 清瀧寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会 16時40分に着いた。山門からの石段は[…] 続きを読む