形ノ原の道しるべ:古の街道と巡礼を繋ぐ利生院門前に残る記憶 2026年5月8日 蒲郡の旅 形ノ原の道しるべは、蒲郡市形原町東上野、利生院の門前に、ひっそりと、しかし確かな存在感を放ち佇んでいます。利生院の傍らを通り抜けるこの道は、古くから「形ノ原(かたのはら)道」あるいは「幡豆往還」と呼ば[…] 続きを読む
力石:形原の若衆が挑んだ「六十五貫」の誇り 2026年5月8日 蒲郡の旅 蒲郡市形原町の素盞嗚神社には、往時の男たちの熱気を今に伝える「力石」が鎮座しています。その傍らに立つ解説碑には、明治から大正にかけて近在の若者たちが集まり、己の力を試そうとこの石を持ち上げたという、誇[…] 続きを読む
亀岩:埋め立ての海に浮かぶ孤独な詩人と塩津の原風景 2026年5月7日 蒲郡の旅 蒲郡市浜町の西端に広がる亀岩臨海公園。現在は周囲を埋め立てられ、陸続きの小高い丘となっています。しかし、かつてここは三河湾に浮かぶ「亀岩」という名の島でした。公園の風景に溶け込んだその奇妙な起伏は、島[…] 続きを読む
たび石:家康の忠臣が旅の無事を祈った拾石神社の霊石 2026年5月7日 蒲郡の旅 蒲郡市拾石町に鎮座する拾石神社(素盞嗚神社)。その静かな境内に、足袋の形をした一メートルに満たない不思議な石が祀られています。この「たび石」と呼ばれる霊石には、戦国乱世を駆け抜けた武将たちの足跡が刻ま[…] 続きを読む
石川忠三郎の碑:「こいこい先生」が紡いだ学びの絆 2026年5月7日 蒲郡の旅 石川忠三郎の碑は、蒲郡市竹谷町、塩津小学校の西に位置し、塩津駅からもほど近い場所に、静かに佇んでいます。そこには、かつてこの地で多くの子どもたちに寄り添い、学ぶことの喜びを説き続けた石川忠三郎という教[…] 続きを読む
竹谷城跡:竹谷松平家発祥の地 2026年5月6日 蒲郡の旅 蒲郡市竹谷町。尺地川の流れと上ノ山、内山の起伏に挟まれた小高い丘の上に、かつてこの地を治めた竹谷松平家の本拠、竹谷城跡があります。標高わずか16メートル(比高10メートル)ほどですが、川と山に囲まれた[…] 続きを読む
鈴木茂三郎の碑:貧しき生家から政界の頂点へ、不屈の政治家 2026年5月6日 蒲郡の旅 蒲郡市民会館の穏やかな庭園の一角に、一基の歌碑が静かに佇んでいます。刻まれているのは、「うみを見よ、はゝをみるごと ふるさとはよし」という柔らかな一首。この碑は、第2代日本社会党委員長を務め、激動の昭[…] 続きを読む
涼みが森の碑:潮騒と歌人が集う、時をかける避暑地 2026年5月5日 蒲郡の旅 蒲郡駅南口を出てすぐ、現代的な駅前風景の中にひっそりと佇む一角。そこには、平安時代の歌聖・藤原俊成公にまつわる伝説の地「涼みが森」があります。そして、涼みが森の碑には、歌道の宗家である冷泉家の冷泉為系[…] 続きを読む
西郡松平家陣屋跡:都市の骨格を築き、蒲郡へ 2026年5月5日 蒲郡の旅 蒲郡市本町の市街地を歩くと、かつてここが「西郡(にしのこおり)領」の政治の中心地であった名残を見つけることができます。それが、明治までこの地を治めた西郡松平家の拠点、西郡松平家陣屋跡です。 街の始まり[…] 続きを読む
下ノ郷城:街角に消えた城と下ノ郷鵜殿氏の足跡 2026年5月5日 蒲郡の旅 現在、上本町交差点付近の通りを歩いて、ここにかつて二重の堀に囲まれた居城であったと気づく人は少ないかもしれません。この地にあった下ノ郷城は、かつて蒲郡を二分した勢力の一翼、下ノ郷鵜殿氏の拠点でした。 […] 続きを読む