伊良湖岬村移転碑と移転百周年記念碑:故郷を捧げた人々の記憶 2026年6月7日 田原の旅 愛知県田原市の美しい海岸線を望む伊良湖神社。その参道の傍らに、かつてこの地で起きた激動の歴史を静かに伝える2基の碑が佇んでいます。国の要請により、住み慣れた故郷の土地をあけ渡した伊良湖の人々。その苦難[…] 続きを読む
福江観測所:半島の弾道を見守った古田町の山中に眠る赤煉瓦 2026年6月6日 田原の旅 渥美半島の豊かな自然に抱かれた、田原市古田町岡ノ越。標高40メートルほどの緑に覆われた小高い山中に、かつてこの地が近代軍事の実験場であった歴史を伝える遺構が静かに佇んでいます。それが、陸軍技術研究所伊[…] 続きを読む
右善坊観測所と小塩津陣地:静かな山に刻まれた防衛の火線 2026年6月5日 田原の旅 渥美半島は、最高峰大山(328m)から半島先端にむかって、北山、右善坊山、白山、骨山、古山と並んでいます。そのひとつ、田原市小塩津町の右善坊山(うぜんぼうやま)には、時代の荒波に揉まれた2つの対照的な[…] 続きを読む
伊良湖防備衛所:管制機雷を統括した監視所 2026年6月5日 田原の旅 美しい海岸線が続き、観光地として多くの人々が訪れる渥美半島の先端。その片隅に、かつて太平洋から押し寄せる脅威に備えた緊迫の軍事拠点が存在していました。田原市日出町骨山の椰子の実記念碑から恋路ヶ浜方面へ[…] 続きを読む
柳田國男逗留の地:感性が目覚めた伊良湖の夏と『遊海島記』 2026年6月4日 田原の旅 渥美半島の最先端、かつて孤高の美しさを誇った海辺の村に、一人の若き文人が滞在していました。のちに「日本民俗学の父」と呼ばれることになる柳田國男です。現在、伊良湖リゾート&コンベンションホテルの[…] 続きを読む
外浜観測所:日出町の岩礁に佇む赤煉瓦の記憶 2026年6月2日 田原の旅 太平洋の荒波が打ち寄せる日出町(ひいちょう)の海岸。その険しい岩礁の上に、かつての激動の時代を今に伝える静かな戦争遺跡が残されています。それが陸軍技術研究所伊良湖試験場(伊良湖射場)の関連施設として大[…] 続きを読む
六階建:渥美半島を貫いた巨大射場と民の暮らし 2026年6月2日 田原の旅 田戸神社前のバス停から、のどかな風景が広がる県道421号線を西へと直進すると、突如として周囲の景観から際立つ高いビルが目に飛び込んできます。これこそが、かつてこの地に存在した陸軍技術研究所伊良湖試験場[…] 続きを読む
時代の昂揚と村の移転。渥美半島に刻まれた「伊良湖射場」の記憶 2026年6月2日 田原の旅 明治という時代が持っていた、近代国家への新鮮な昂揚感。その光と影を今に伝える遺構が、渥美半島の先端に静かに眠っています。かつてこの地に置かれた陸軍技術研究所伊良湖試験場(伊良湖射場)は、日本の近代化と[…] 続きを読む
鬼堕古墳:風化のなかに眠る万葉の系譜 2026年6月1日 田原の旅 田原市の若見町(わかみちょう)。のどかな風景が広がるこの土地に、はるか1400年以上の昔、この地を治めた一族の記憶を宿す古代の遺跡があります。それが「鬼堕古墳(きおとしこふん)」です。 昭和52年(1[…] 続きを読む