熊本にいた頃 – 6年目の祈り 2022年4月20日 タクシー物語 熊本にいた頃。湯らっくすがまだ、今ほど有名ではなく、運行代行をしていたKちゃんがそこをねぐらにいていた頃、ボクはまだ、人生をそれほど難しくも考えていなかった。 通算で10年ほど住んでいた。愛知県へは熊本から来た。そして期[…] 続きを読む
熊本地震でボクたちが考えたこと 2016年5月23日 タクシー物語 ニュースの量とは逆に、被災地の人々の痛みは、日々増しているんだろうと、思う。ここにいて、例えばまったく熊本のニュースが届かない日(それはボクが忙しかったりしてテレビやラジオや新聞なんてものを見ない日もあるということなんだ[…] 続きを読む
熊本地震でボクたちにできること 2016年5月3日 タクシー物語 ボクたちができること、それは、ちょっと頑張って働いて、きちんと休暇を取って、その休暇にはちょっと頑張って消費すること、それが大切なんだろうと思う。この国の経済発展の速度がそのまま復興の速度に繋がる。 働け、そして消費しろ[…] 続きを読む
裏切りの街角 2016年5月2日 タクシー物語 あの場所、ボクたちが暮らしていた熊本の街が、毎日のように写し出される。そのたびに、ボクは息苦しくなる。傷跡がボクたちの痕跡と想い出までも痛めつけてしまう。 どうしてボクはここにいるんだろう。 アパートの階段を上ってひとり[…] 続きを読む