らっきょうの花が咲く頃(22日目の1) 2008年11月9日 四国遍路 迷故三界城 らっきょうの花が咲いていた。そして、小雨の降る朝だった。 いずれにせよ動かないと食糧もなかったし、起きた時点でお腹も空いていた。「腹減った~」と叫んだ。 6時30分起床。 おじさんとの再会、ありがとうございました 7時、[…] 続きを読む
誰もいない海(21日目の2) 2008年11月8日 四国遍路 迷故三界城 誰もいない海、13時からはそのキャンプ場はひっそりと静まり返っていた。 釣り人が、向こうに見える防波堤にいるのは見えた。寒かったので、テントの中で寝袋にくるまっていた。薄い布はまるで膜のように感じられた。きっと、羊膜の中[…] 続きを読む
停滞、浮津キャンプ場にて(21日目の1) 2008年11月8日 四国遍路 迷故三界城 停滞、この日は一日中浮津キャンプ場にいた。雨の朝だった。 6時起床 6時30分、テント撤収。一応テントを片付けた。停滞したとしても、土曜日だし、なにかイベントがあって、なんてことも考えた。 7時、朝食。昨日買った芋天。 […] 続きを読む
浮津海水浴場の夜(20日目の3) 2008年11月7日 四国遍路 迷故三界城 その日は暖かかった。秋、晩秋の海も暖かく見えたし、陽気に踊っているようにも思えた。 何もしないまま時間だけが過ぎた。停滞すると決めたら気持ちは少し軽くなった。それでも、天気の良い日に座って海を見ている遍路、その自分に罪悪[…] 続きを読む
浮津キャンプ場へ(20日目の2) 2008年11月7日 四国遍路 迷故三界城 大方の遍路小屋にいた。 ベンチに寝転がっていた。もう動かないでいようと思ったし、動かない方がいいと思った。 遍路小屋に泊まる準備をしなければならなかった。11時、荷物を遍路小屋の柱にワーヤーロックして、道の駅ビオスおおが[…] 続きを読む
海の見える遍路宿(20日目の1) 2008年11月7日 四国遍路 迷故三界城 海の見える遍路宿の朝。天気予報では「曇りのち雨」だたのだけれど、カーテンの隙間からは海のきらめきが転がりこんでいた。快晴。 6時30分起床。雨だと思っていたので、チェックアウトを10時前と伝えていたし、朝食も8時でお願い[…] 続きを読む