歩くおじさん 2024年9月27日 隠遁記 歩くおじさんはいつもは自転車で移動している。自家用車を持っていないのは、思想政治信条、あるいは宗教的な理由ではない。この20年、つまり、最後のマイカーを手放してから困ることがなかったかだ。通勤、買い物は自転車で済んできた[…] 続きを読む
16年目の真実 2024年9月4日 隠遁記 16年目の真実、というか、16年も経てば人は変わってしまう… というのも、2008年に四国遍路をして今年で16年目。10月には巡礼の旅に出ようと計画しているのだけれど、どうも様子が違う…何が違うのかというと、体力。気持ち[…] 続きを読む
働くということ 2023年12月9日 隠遁記 働くということについて考える時は、働くということから逃げ出したい時、なのかもしれない。なぜ人は働くのか?というある意味単純明快な生存に関する本質だとしても、人は考える。 なぜ働きますか? 食べるために、つまり生きるために[…] 続きを読む
バス通り 2015年10月19日 タクシー物語 「あっ、10月19日」 こんなに寒かったっけ10月19日…。 「ひよいと四国へ晴れきつてゐる」と、7年前に四国へ渡って遍路を始めたのがこの日だった。競艇おじさんとミスタースモークは元気でいるのだろうか。 四国遍路 歩いて[…] 続きを読む
いつか夜の雨が 2014年11月5日 タクシー物語 昨夜のこと。いつものようにボクの周りには昔がまとわりついていた。それは睡眠不足だから、というわけではなくて、なにかもうすっかり癖みたいになってしまっていて、あるいは病なのかもしれないのだけれど、決まって徹夜明けのその夜に[…] 続きを読む
梅雨空と父の日 2014年6月19日 タクシー物語 「まだ夜の尻尾が山裾に残っていた」 あの頃の田原笠山は良かったね、なんてメールを頂いた。ボクもそう確かに思う。「四国遍路」の頃、2008年の秋から冬、そして2009年あたりのボクはと言えば、就職活動に疲れていて、というか[…] 続きを読む
祭囃子が聞こえる朝 2009年10月11日 期間従業員について 祭囃子が聞こえる朝に考えたこと。 そういえば去年は四国へ行く準備で忙しくて、10月18日にかに出発したんだったっけ。そして1年、ボクはと言えばどうも何も考えることの出来ない日々を淡々過ごしていて、例えば1日中空を見ていた[…] 続きを読む
長浜種崎間県営渡船で急がば回れ(15日目の1) 2008年11月2日 四国遍路 迷故三界城 4時起床。起床というか、駅前の朝は早い…。電停のベンチで熟睡などできるはずもなく、疲れていなければ、一睡もできなかったかもしれない。ホームレスのおじさんが、ひとり、駅前のシャッターの前に転がっていた。 JR高知駅南口の多[…] 続きを読む