月: 2022年4月

タクシーの設備を根本的に変える法律の整備を タクシー業界

タクシーの設備を根本的に変える法律の整備を

運転手への暴行事件は最近になって増加したのだろうか? いえ、暴行や傷害事件は昔からあって、ドラレコの普及にともない表面化し事件として立証される件数が増えたのだと思う。 運送約款にハラスメントが盛り込まれるようになったのも、ドラレコによる立証が出来やすくなったからだろう。…
運行管理者の独立性と運行中止基準の明確化を タクシー業界

運行管理者の独立性と運行中止基準の明確化を

知床沖観光船事故の痛ましく悲しいニュースが流れる。 社長だけの問題ではない。運航管理者や船長も、運航の安全を第一に考えるのであれば、中止という決断をすることが出来たはずだ。その前に、運航中止の基準が曖昧ではなかったのか。原因を究明し、観光船だけではなく全ての乗物において…
19歳からのタクシードライバー(第二種免許等の受験資格の見直しについて) タクシー業界

19歳からのタクシードライバー(第二種免許等の受験資格の見直しについて)

19歳からのタクシードライバー。哀しい物語にならなければいいのだけれど…。 5月13日から道路交通法が改正され、19歳から二種免許を取得することが可能となる。 業界の深刻な運転者不足 第二種免許等の受験資格の緩和を求める関係業界の要望(21歳以上・普通免許3年以上等) …
6年目の祈り 熊本にいた頃 タクシー物語

6年目の祈り 熊本にいた頃

湯らっくすがまだ、今ほど有名ではなく、運行代行をしていたKちゃんがそこをねぐらにいていた頃、ボクはまだ、人生をそれほど難しくも考えていなかった。 通算で10年ほど住んでいた。愛知県へは熊本から来た。そして期間工の間の住所は熊本だった。Kさんのことを2007年にブログに書…
タクシーのキャンセルについて考えたこと タクシー業界

タクシーのキャンセルについて考えたこと

急な山路を登りながら、こう考えた。急に予定が変ることもあるだろうし、急に具合が悪くなったり、事件事故に巻き込まれたり、とかくに人の世はままならぬ・・・・・・。タクシーのキャンセルについて考えてみました。 「タクシー配車アプリ」が複数登場するなか、多重予約や無断キャンセル…
陣痛タクシーで墓場に行った原因と対策 タクシー業界

陣痛タクシーで墓場に行った原因と対策

ボクがタクシー会社に就職した頃、まだナビが装備されていなくて、そして、まだ多くのタクシー会社では配車は「無線を吹く」時代だった。 それから数年後、ナビが搭載され、道に迷うことも少なくなった頃、陣痛タクシーが始まったんだ。 ボクたちは少し「嫌だなあ」なんて陣痛タクシーにつ…
自動運転とタクシー(2) タクシー業界

自動運転とタクシー(2)

「自動運転化による安全性の担保こそ業界の喫緊の課題」 自動運転とタクシー - 道中の点検 1年前に同じタイトルで自動運転のことを書いた(タイトルを書いて思い出した)。タクシー運転手の職を奪う自動車の自動運転化に賛成反対ということではなく、いずれはやってくることとしてボク…
障がい者手帳の話 タクシー業界

障がい者手帳の話

タクシー業界が解決できないでいる問題のひとつに「障がい者手帳の提示」がある。 Twitterでも「見せないなら割り引かない」という話が定期的にTLに流れる。 ということで、障がい者割引と手帳の提示について考えてみた。 1.手帳を提示することを条件としています タクシー会…